お答えします。 累積投票とは、取締役選任の票数を通常の1票ではなく 選任する取締役の頭数だけ割り当てて行う投票です。 少数株主の死票をなくし、株式の保有比率に合わせて取締役会を 構成できるようにしようという狙いです。 例えば発行済株式数10の会社で、7株持つ株主と、3株持つ株主が対立し 取締役の定数3に対して、それぞれが独自候補3名ずつ立てたとします。 取締役1人1人を多数決で選んでいくと、3株主の選んだ候補者は全員落選です。 しかし累積投票を行う場合には1株あたり3票が与えられます。 7株主には21票、3株主には9票の計算です。 そして取締役を1人1人ではなく、せーので全員まとめて選びます。 7株主は、候補者3人にまんべんなく票を入れると7票しか入れられません。 これに対して3株主は、1点集中で8票を入れれば、取締役会に1人送り込むことができます。 少数株主の意向が取締役会の構成に反映す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く