23日、愛知県岡崎市のマンションで、ここに住む75歳の男性と見られるミイラ化した遺体が、トイレの便座に座った状態で見つかり、妻が死体遺棄の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは愛知県岡崎市の無職、石橋直恵容疑者(68)です。 警察によりますと、石橋容疑者は去年8月から今年3月までの間に、自宅のトイレに遺体を放置した死体遺棄の疑いが持たれています。 23日、大家から、「部屋から異臭がし住人と連絡が取れない」と警察に通報があり、駆けつけた警察官がトイレの便座に座り、ミイラ化した遺体を発見しました。 警察の取り調べに対し石橋容疑者は、「間違いない」と容疑を認めているということです。 石橋容疑者は夫の誠一さんと2人暮しで、警察は遺体が誠一さんと見て身元の特定を進めるとともに経緯などを調べています。