中国人をメインターゲットに据えた免税店の増加が話題となっている昨今。アニメ業界も、巨大な中国市場によって支えられるという状況が生まれつつあるようだ。 かつては、海賊版天国だった中国の市場は、ここ数年で大きく変化。現地の企業による日本産コンテンツの版権を買い付けが盛んになっている。 中でも業績を伸ばしているのは、インターネットを利用したアニメ配信である。これは、早く安く日本で放送されたアニメをみることができるということで、大きな人気を獲得している。 今年に入り、テレビ東京が愛奇藝(iQIYI)、楽視(LeTV)、ビリビリ(bilibili)で配信を開始するなど、日本側からのアプローチも盛んになっている。 これを受けて、配信権の販売額も高騰している。複数の配信サイトが覇を競っている中で、各サイトが提示する金額も上がっているのだという。 現地の事情を知る人に尋ねたところ「現在、テレビアニメの場合