サマリー:これまで日本が世界に存在感を放ってきたコンテンツ市場において、現在どのような地殻変動が起きているのか。アクセンチュアの阿迦井柊氏が解説する。 日本のコンテンツ業界はゲームやアニメなどで、世界的に大きな存在感を放ってきた。しかし、近年は中国や韓国といったアジア諸国の躍進が目立ち、日本の相対的なシェアは低下傾向にある。そこで、アクセンチュアの阿迦井柊氏が日本のコンテンツ産業の現状とさらなる発展への処方せんについて解説する。 かつての勢いを失いつつある日本のコンテンツ業界 『ポケットモンスター』『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『ドラゴンクエスト』――。 日本は、ゲーム・アニメ・漫画を中心に、コンテンツ大国として世界で大きな存在感を放ってきました。コロナ禍における巣ごもり需要の後押しもあり、いまや国内のコンテンツ市場は年間13.3兆円(2022年度)と国の一大産業になっています。
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