平成22年4月30日、口蹄疫対策について重ねて強く政府へ申し入れをしました。 10年前の口蹄疫発症の際は、政府が多額の予算を確保し、現場の不安を取り除いた上で、迅速かつ的確に多角的な対処を行った結果、感染拡大を限定的に収束させることができました。ところが、今回はすでに、区域が70キロも離れた地域に飛び火した上に、牛のみならず豚にまで感染が拡大。今日現在12例目が確認されているのにもかかわらず、今なお、政府は危機意識に著しく欠けていると言わざるをえません。宮崎県や近隣諸県にとって基幹産業である畜産の浮沈の分かれ道であるばかりか、地域経済にとっても取り返しのつかないダメージを与えかねない状況で、現場の不安と緊張感は頂点に達しています。精神的にも追い詰められた生産者の皆さん、あるいは24時間体制で消毒活動などに尽力されている方々も、もはや限界に近い状況です。 本日、谷垣総裁を本部長とする自由