創価学会「日本占領計画」の全記録…矢野絢也著「黒い手帖」を読む 元公明党委員長の矢野絢也氏が「黒い手帖」という新刊本を出したと聞いて、買って読んでみました。しかしそもそも、この本の手に入りにくいこと…はたして「この本を読みたい」という人が買い込んでいるのか、「読ませたくない」という人が買い込んでいるのかよくわかりませんが、書店にはなく取り寄せに2週間ほどかかりました。本には「創価学会『日本占領計画』の全記録」と副題が添えられ、帯には「強奪された100冊近い手帖…そこに記された創価学会の日本を地獄に変える陰謀!」という文字が躍ります。(講談社、1700円+税) 矢野絢也氏は1953年10月戸田城聖・創価学会二代会長に出会って入信、以来およそ半世紀の間、創価学会の会員として活動してきました。うち30年間は公明党の政治家として大阪府会議員や衆議院議員をつとめ、党の書記長、そして委員長と最高幹部