韓国の文化は「恨」の文化です。私たちの民族は憂患と苦難の民族であり、「恨」は挫折を味わった民族の希望、「恨」は挫折を味わった民族の夢を実現するための準備なのだと思います。確かに私たちは、歴史のなかで「恨」とともに生きてきたことは事実です。…しかし、常に自分自身を慰め、励まし、その結果、未来に向かって生きていくことができた。私たちの民族は、畑の雑草のように、踏みつけられ、そして蘇る。 …韓国人は2000年間、文化的アイデンティティを捨てなかった。…韓国人は、大きな苦難に耐え、あらゆる方法で忍耐してきた。 『金正日和朝鮮統一之日』(平壌外文出版社)の著者である金明哲は、「『恨』とは、表現されずに溜め込まれた感情、恨み、つらみ、自責の念、そして日常の言葉で言えば『悲哀』を意味する。…社会的抑圧によって塞がれた挫折感、鬱屈した感情が存在し続ける限り、『恨』もまた存在し続ける」と説明する[5]。 邵
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