第11回公開に差し支えのある問題を無くそう(3)効率的な作業のための原則的テクニック 松下健次郎 2008-11-10
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内容面のチェックが済んだところで、最後に考えなくてはならないのが品質面のチェック、いわゆる「文字校正」です。 特に広告目的のコンテンツでは、文中に残る"アラ"が取り引きをためらわせる直接的な要因にもなるため、極力見逃しの無いようにしなければなりません。 編集・ライティングの中で、最も機械的で、面白みも少なく、正直なところただただ面倒な作業ですが、根負けせずに頑張りましょう。 文章の破損箇所を無くす コンピュータを使った執筆作業は、文章の修正が簡単にできて便利ですが、タイプミス、変換ミス、文字の消しすぎや消し忘れ、コピー&ペーストの失敗などから、文章の破損箇所も多く発生します。 誰が見ても"間違い"とわかる問題だけに、あまり多く残してしまうとひどく"いい加減"な印象をユーザーに与えてしまいます。1文字1文字ていねいなチェックを心がけましょう。 【例文】 脱字:お安くなています → お安くなっ
文系理系は無関係、学生は全員読め。もう一度いう、学生は必ず読め。 「上から目線」だの「えらそう」だの批判上等(ご指摘の通りだから)。その上で重ねて言う、必ず読め。かくいうわたしは、そう言ってくれる先達がいなかった。ゼミ発表やビジネス文書で「揉まれて」身に着けた我流の技術なので、心もとないことおびただしい。 今では論文・レポートの作成技術に関する本は沢山あるが、コンパクトな新書にここまで丁寧+徹底して「学生のレポート」に特化したものはない。「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」の第8位で、この手のランキングに必ず本書が入っているところに、センセ方の苦労がしのばれる。 もちろん、ライティングの手ほどきを受けている方なら、「あたりまえ」のことばかり。しかし、その「あたりまえ」がないことでどれだけコミュニケーション・ロスが発生しているかゾッとさせられる。 たとえば、「事実と
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