この曲は、もともと“ムッシュかまやつ”ことかまやつひろしが1975年に大ヒットさせたシングル「我が良き友よ」のB面に収録されていた。 A面は、当時フォーク界の大スターだった吉田拓郎による作詞作曲。 日系二世のジャズマン“ティーブ釜萢”の息子として生まれたムッシュと言えば、60年代に伝説のバンド“ザ・スパイダース”のメンバーとしての輝かしいキャリアを持っており、カントリー、ウエスタン、ジャズ、ロック、フォークまでこなせる実力の持ち主である。 そんな彼にとって、レコード会社が決めた拓郎節全開のA面曲に対して「僕の世界じゃない!」と、個人的にはあまり気に入っていなかったらしい。 そこで「それじゃB面はオレの好きに作らせてくれ!」と、交換条件を出したのだ。 面白いのはここからだった。 ムッシュは当時のことをこんな風に述懐している。 その当時、僕はフェイセスが好きで、ロッド・スチュワートを気取ってい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く