東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウム<報告> 2012年1月11日,仙台国際センターにおいて「『東日本大震災アーカイブの最前線と国境・世代を超えた挑戦』~東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウム~」と題するシンポジウムが,ハーバード大学,東北大学防災科学研究拠点,東北大学附属図書館,総務省の主催によって開催され,筆者を含め約250名の参加があった。 シンポジウムでは,まず,東日本大震災アーカイブに関する取組みを行っている官・民・学及び被災地の機関等からそれぞれの取組みについて報告があり,その後登壇者全員によるパネルディスカッションが行われた。 各機関等からの報告では,官・民からの報告として国立国会図書館(NDL)・総務省・Yahoo! JAPAN・saveMLAK・Internet Archive,学からの報告として防災科学技術研究所・東北大学・ハーバード大学,被災地からの報告とし