タグ

ブックマーク / anond.hatelabo.jp (24)

  • 体育系のクラブの顧問が割り当てられた。死にたい。

    この春顧問の割り当てがあり、なんと私の名前が空手部の顧問のところに入っていた。正直死にたい。 私は根っからのスポーツ嫌いである。どのくらい嫌いかというと、オリンピックや野球、サッカーなどのスポーツ中継は一度も見たことがなく、テレビで見かけようものなら一目散にチャンネルを変え、オリンピックの時期に盛り上がろうものなら新聞のオリンピックの記事を破り捨て泣きじゃくるぐらいに嫌いである。 なぜこのようになったのか。私は予定よりだいぶ早く生まれ、かつ、早生まれだったので、小さいときはまわりと比較して体の成長が遅かった。故にスポーツは苦手であった。ここまでは、ただのスポーツ嫌いで済んだのだが、ここにいくつもの事象が根っからのスポーツ嫌いに仕立てあげた。 夏休みになると、ABC放送ではパーマンなどのアニメがやっていた。ところが高校野球のシーズンになると、これがやらなくなる。高校野球は、私から好きなものを

    体育系のクラブの顧問が割り当てられた。死にたい。
  • 無職の彼に主夫になってもらうかどうか

    多忙な私を見かねて、仕事が見つからず暇な彼が都合のいいときにたまにうちに来て、家事をやってくれるようになった。 なぜか彼は家事のセンスがあった。洗濯もアイロンがけも掃除もものすごいスピードでできて、料理もおいしかった。 理系だったので、決められたレシピをそのままに作ったり、 アイロンがけをきっちりやったりするのは向いていたのだと思う。 帰るときには毎回、自作の美味しいおかずを冷蔵庫に入れていってくれた。女の子だったら通いである。 そんな生活をし始めてから、それまで荒れ放題だった我が家と私の肌が劇的に綺麗になった。 私の職場は、残業がものすごく多い会社だが、その分残業代はちゃんと出るため、給料は多めにもらっている。 「主夫になってもらおうかなあ。」ふとそんな考えを母親や女友達相談すると、「絶対だめだめ!」と言われる。 「今は共働きのほうが多い時代だし、彼が主夫になったら子どもを育てるお金

    無職の彼に主夫になってもらうかどうか
  • 「ねえ、元増田ってブクマされるところを想像しながらあれやるわけ?」  ..

    「ねえ、元増田ってブクマされるところを想像しながらあれやるわけ?」 三杯目のビールを飲みながら緑は言った。 「まあそうだろうね」と僕は答えた。「Disられるところを想像しながらマスターベーションする男はまあいないだろうけどね」 「ねえ、このまま続きを書かなかったらDisられるんじゃない?」 「たぶんね」 「じゃあ続きを書いた方がいいんじゃない?」 「やれやれ」 と僕は思った。 「増田に書くこと自体がマスターベーションなんだ」 「知ってるわよ。ねえ、私のこと欲求不満だとか淫乱だとか思わずに聞いてくれる? 私あなたのマスターベーションが見たいの。もう少しだけ」

    「ねえ、元増田ってブクマされるところを想像しながらあれやるわけ?」  ..
  • 村上春樹的桃太郎

    昔、とは言ってもだいぶ昔のことなのだけれど、僕はある町(名前もない小さい町だ)にと二人で暮らしていた。 多くの夫婦がそうであるように、僕たちの間にもいささかの問題があった。 他人からしてみれば些細な問題かもしれないのだけれど、はよくそのことで自分自身を責め、彼女が来持つ良さを損なっていたと思う。それは2月に突然降る冷たい雨のように僕たちを苦しめた。 「あなたはどう思うの?私たちに子供がいないことについて」とが言った。そのとき僕たちはボンゴレ・ビアンコといんげんのサラダをべ終え向かい合って座っていた。テーブル越しのはなんだかいつもより疲れているように見えた。 「ねぇ、最初に言っておきたいんだけど」と僕は言った。 「僕は特に子供が好きじゃない。それに子供がいないことは夫婦の自由な選択の結果であって、君が苦しむべき問題じゃないと思う」 は頬杖をついて僕の方をじっと見つめ、(あるいは

    村上春樹的桃太郎