うんち(大便)というと、「ご飯を食べあとの食べカスでしょ」と思う方が多いのではないでしょうか。 健康な人のうんちを分解してみてみると、実は 80%は水分なのです。残る固形成分のうち20%のうち、3分の1が食べカスで、3分の1が腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜という構成になっています。意外ですよね? 1-2. 80%の水分のもとは何?食べ物は胃で分解され、液体となって小腸から栄養素が吸収され、残った水分は大腸で絞りあげられ、うんちとしてかたまりができていきます。 水分は吸収されるはずなのに、このうんちに80%も含まれる水分のもとは何なのでしょうか? その答えは、寿命がきて剥がれ落ちた腸の粘膜細胞や腸内細菌の細胞の中の「水分」なのです。 つまり腸内細菌が活発に働き、腸内の代謝が良ければうんちの量は増えるわけです。 1-3. うんちは食べた分だけ出るわけではない便秘して困っている人の悩みの多く