私たちは、2011年3月11日の東日本大震災から今日まで、24時間365日休むことなく災害の情報を多くの人に届けてきました。そしてこれまで、地震や津波以外にも火山の噴火や豪雪、それに台風や大雨による洪水と土砂災害、竜巻や大停電などたくさんの災害を経験してきました。 経験を重ねるたびに、情報の伝え方を考えたり見直したりしながら、いのちを守るための正確な情報を迅速に届けるために、防災情報配信のシステムを整備してきました。 私たちは3月11日のあの日、被災地の人たちが停電してテレビが見られなかったり、ラジオの用意が手元になく、大津波警報がすぐに伝わらなかったことで避難が遅くなってしまったということに気づきました。そして、Twitterや携帯電話・スマートフォンによる情報の流通が大きな力を発揮したことにも気づきました。テレビやラジオだけではない新しい情報の提供が求められていました。 私たちは、東日