1970年12月1日に東京神田共立講堂で行なわれたライブ盤。 「わたしを断罪せよ」「見るまえに跳べ」の2枚のアルバムから選曲されたライブベストとも呼べるほどの好内容で、前半は弾き語り、後半ははっぴいえんどを従えたロックサウンド。ゲストとして高田渡「生活の柄」「おなじみの短い手紙」、加川良「教訓 1」の単独演奏のほかに、なんと、はっぴいえんどのここでしか聞くことの出来ない単独演奏楽曲「かくれんぼ」「はいからはくち」も収録。ヤケクソ気味に打ち鳴らされる岡林のロックは、はっぴいえんどという最強のロックバンドの力を得て、今までにないくらい弾け、グルーヴ感を増している。日本のロック史に残る岡林とはっぴいえんどの名演。