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2010年12月16日のブックマーク (2件)

  • 有性生殖の意義とそれを完全に捨てた生き物 - 蝉コロン

    動物, 科学, 生殖有性生殖はいろいろコストがかかる。オスとメスがいなければならない。ひとつの種で二種類の個体を産みだすのはいかにも大変そうだ。オスにとってお得な形質がメスにとって不利みたいなコンフリクトも起こる。それに生殖細胞は減数分裂という特殊な細胞分裂がある。ああ、高校で習った時から減数分裂苦手だったなあ。半数体になるのはいいけど、組換えとかなんとかややこしい。なんであんなシステムができたのか僕にはさっぱりわかんない。精子と卵ができたら、受精とそれに辿りつくまでの超めんどくさい過程を経なければならない。ああ、めんどくさい。人類全部は補完しなくてもいいけど、男女くらいは補完しちゃった方がいろいろ楽じゃないかしら。 有性生殖なんで高いコストを払って有性生殖なんてものを採用しているのかといえば、それは多様性のためと考えられている*1。同種内で遺伝情報をシャッフルする仕組み。例えば一組の夫婦

    miwa84
    miwa84 2010/12/16
  • とある昆虫研究者のメモ : ヒルガタワムシ:単為生殖で生きながらえてこれた理由2

    とある昆虫研究者のメモと日記。主に面白いと思った論文の紹介をしています。リンクフリー。コメント大歓迎。衝撃的な論文だったので土曜日だがアップしてしまおう。  ヒルガタワムシは非常に長い時間、無性生殖だけで生きながらえてきたと考えられている。一般的な予測では無性生殖では進化の袋小路に入り込みやすく、環境の変化に上手く対応できない。多くの生物が有性生殖という手間のかかる方法で生殖していることを考えると彼らの存在は驚異的だ。以前のエントリ「ヒルガタワムシ:単為生殖で生きながらえてこれた理由」では、ヒルガタワムシが無性生殖であるがゆえに可能な、同一遺伝子座に乗っている片方の遺伝子の新規機能獲得という離れ業をやってのけていることを紹介した。あの時も大変驚いたものだが、最新号のScienceに報告された以下の論文の衝撃はそれを上回るものである。 Eugene A. Gladyshev, Matthew

    miwa84
    miwa84 2010/12/16