以下の文書は、別のところで「数学書の読み方」を話した内容をもとにしています。 web 上では、数名の方が私の発言をまとめて、既に公開して下さっているのですが、 勤務先の学生さんからも質問を受けることがありますので、こちらでも公開します。 数学書の読み方については、小松先生、飯高先生、河東先生によって 小松彦三郎「暗記のすすめ」(小平邦彦編「数学の学び方」, 岩波書店) 飯高茂「数学の本の読み方 (高校生のために)」 (飯高・上野・浪川「デカルトの精神と代数幾何(増補版)」, p.10, 日本評論社) 河東泰之「セミナーの準備のしかたについて」 などで述べられていて、私の発言はこれらの内容のコラージュに過ぎないのですが、 このような情報も、それほど広くは知られていないようですので、こちらで改めて公開する次第です。 なお、この文書の増補版が『数学セミナー』2012年6月号に掲載され、 数学セミ