トイレ問題で全米が大論争!この記事の写真をすべて見る 今、アメリカ全土が「トイレ論争」で大揺れになっている。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人々が公共トイレを使う場合、「男女どちらのトイレを使うべきなのか」という論争だ。 この問題が注目されたきっかけは、ノースカロライナ州で2016年3月に成立した州法で、「出生証明書に記載された性別以外の性の公衆トイレの利用を禁止する」と規定されている。これに「LGBT差別だ」との声が殺到し、オバマ政権が州法の撤回を要求した。1964年制定の公民権法に違反するとして提訴し、それに同州が「憲法に書かれていないことに口出しするのは合衆国憲法に反する」として司法省を提訴。異例の訴訟合戦に発展している。 オバマ大統領はトランスジェンダーの子どもたちの権利保護を重視し、本人が望む性別のトイレを使わせるべきだと各公立学校に通達したが、ノースカロライナ州は今も
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