「思いやり」と「かわいそう」の違い 前回は「心理学的に正しい思いやり方法」について解説してきましたが、今回は「間違ったセルフコンパッション」について解説していきます。 セルフコンパッションは日本語では「自己同情」と言いますが、これは自分のことをかわいそうだと思う「自己憐憫」とは違います。 日本語の同情には、「相手をかわいそうに思う」という意味も含まれているので、少し違和感があるかもしれません。 「同情するなら金をくれ」という名言があるように、私たちは同情という言葉にはネガティブなイメージを抱くことの方が多いですよね。 なので、コンパッションの意味を理解するときには、一番多く訳されている「思いやり」や「親切」「親身」「配慮」「寄り添う」といった言葉の方が、日本語の感覚としては近いでしょう。 kruchoro.com 自己憐憫を感じると自己中になる 自分のことをかわいそうだと思う自己憐憫を感じ