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ブックマーク / www.webchikuma.jp (2)

  • 「学校」は人類の叡智が詰まった場所であり、ある種の洗脳装置でもある|ちくまプリマー新書|おおたとしまさ|webちくま

    人類の叡智や未来への期待が詰まった学校ですが、同時に、巧妙な出来レースも仕組まれています。ひとりひとりが「学校」をサバイブするための1冊、『学校に染まるな!――バカとルールの無限増殖』より「はじめに」と「おわりに」を公開します! はじめに 童話の「三匹の子豚」を、みなさん知ってますよね。 子豚の兄弟が、実家を出てそれぞれに家を建てます。長男はごく簡単な藁の家をさくっとつくります。次男は無難に木の家をつくります。三男は何日もかけてとても頑丈なレンガの家をつくります。 そこに狼がやって来ます。藁の家も木の家も簡単に壊されてしまい、長男と次男は三男の家に逃げ込みます。狼はどうしてもレンガの家を壊すことができず、とうとうあきらめ、三匹は助かりました。……というお話でしたよね。 この童話の教訓は何でしょう? きっと学校では、「だから楽をしないで三男みたいにコツコツと努力を重ねることが大事なんです」と

    「学校」は人類の叡智が詰まった場所であり、ある種の洗脳装置でもある|ちくまプリマー新書|おおたとしまさ|webちくま
  • 第1回 はじめに――「坂本龍一」と私|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

    比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの新連載、始まります。 2023年4月2日日曜日の夜9時過ぎ、私は新宿某所で夕を摂っていた。 ふとスマートフォンに目をやると、契約しているニュース・アプリから通知が届いていた。そこには「坂龍一の死」が報じられていた。私はスマホから一瞬目を逸らし、小さく深呼吸をしてからもう一度、その画面を凝視した。 見間違いではなかった。坂龍一が、坂さんが、逝ってしまった。記事には数日前の3月28日に亡くなったとあった。享年71。がんとの闘病が伝えられていたとはいえ、早過ぎる死というほかない。私は突然の訃報に接した動揺と、ずいぶん前から覚悟していた時がいよいよ訪れたのだという、どこか穏やかでさえある気持ちの両方を感じていた。不思議なほど

    第1回 はじめに――「坂本龍一」と私|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
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