カルト宗教の狂信者を中心に組織された、国家社会の破壊と無差別大量殺人を目的とする組織を完全に殲滅するときは、 構成員個人個人を追うことももちろん重要だが、それだけでは駄目だ。 必ず組織そのものを破壊しなければならない。 なぜなら、テロリスト個々人は、たとえば所属するカルト宗教組織や民族団体が生存している限り、 その力によって傷害・殺人犯である自分もおおむね生きながらえることができるからだ。 そして彼らは、自分自身が生きている限り、ほぼ自動的に無差別テロ・大量暗殺・社会汚染と破壊を続けるものである。 これが冷徹な現実である。 そこで、まず組織の破壊、すなわち殺人カルトおよび某民族団体と、それを積極的に支える勢力を丹念に潰していくことが絶対に必要となる。 これはいうまでもなく容易ではないが、いくつかの手段を組み合わせ、柔軟かつ継続的に運用することによって、それが可能となる。