『大奥』、『西洋骨董洋菓子店』など実写ドラマ化もされた多くのヒット作を世に送り出してきた漫画家・よしながふみ氏。その彼女が『週刊モーニング』で連載中している、男性カップルの日々の食卓を描いた漫画『きのう何食べた?』が、俳優の西島秀俊と内野聖陽のダブル主演で、テレビ東京の深夜ドラマ枠“ドラマ24”で放送される。「俳優さんの演技を見て口調や動き方など勉強になり、『これがリアルか』と新しい発見があるので実写化は歓迎」「ドラマ『西洋骨董洋菓子店』に出演した椎名桔平さんの演技を見て、原作キャラクターの口調が彼っぽくなった」と、漫画作品の実写化が原作に与える影響や歓迎する理由について語ってもらった。 初めはBL誌の方で掲載を進めていた作品で、読者に女性が多いことから“料理”をテーマにして、ゲイカップルが出てきてもラブシーンのない“気軽”を意識して描きました。ただ連載が始まる10年前は、20~30代キャ