最近、娘が帽子をかぶるのを覚えた。 以前は、頭になにかかぶさっているのが嫌なのか、帽子をかぶせてもすぐ自分で脱いでしまっていた。頭にかぶさっているのは多く見積もっても1秒といったところだ。 おかげで、冬の間に買ったかわいい帽子たち(2つ)は、恐らくその生涯を閉じることになるだろう。なぜなら、もうすでに小さいからだ。耳がついててフワフワしてかわいいのに非常に残念である。 妻に聞くと、帽子を嫌がるのは1歳児の仕様なのだそうだ。仕方ないことなのであるが、スーパーなんかで買い物している時に、同じような月齢の子供が帽子をちゃんとかぶっているのを見るとマジかよと思う時もあった。 なので、考えたのだ。 娘に帽子をかぶってもらう作戦を立てようと。 幸いにして、最近は教えれば結構色々なことをしてくれる。例えば、以前はぶちまけるだけだったゴミ箱も、あれがゴミ箱であることをなんとなく覚えたのか、「これ捨ててみて
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