サイボウズ松山開発部の門屋(@ryokdy)です。サイボウズ製品の開発をなんやかんややっています。今日は、プログラマが問題を解くということについてお話したいと思います。 問題を知る 開発チームには、日々、様々な要望が送られてきます。サポート部門からであったり、営業からであったり、時には社長から直接、この機能を搭載して欲しいと言われることもあります。 お客様からの声はありがたいもので、思いもよらなかった使い方や、製品の至らない点に気付かされることが多々あります。 ですが我々はたまに、「んー本当はなにがしたいのか分かりません」と答えます。「はあ? だからこの機能が欲しいんですよ」「でもその機能で何が解決したいのか分からないんです」みたいな会話が続いた挙句、「ユーザーがそう言ってるんだから黙って作りゃあいいんだよ」みたいに怒られることもあります。 たとえば、メールにドラッグ・アンド・ドロップでフ