ブックマーク / suumo.jp (56)

  • 台地と谷間が複雑に絡み合うスリバチの町「麻布十番」の“表”と“裏”を歩く(寄稿:東京スリバチ学会) - SUUMOタウン

    著: 皆川典久(東京スリバチ学会 会長) 麻布十番。 こんなにも都会的で東京っぽい響きをもった地名がほかにあるだろうか。群馬で過ごした幼少のころから憧れた地名のひとつだ。ところで麻布十番の地名は何を意味するのだろうか? 「麻布」は、当時周辺に住んでいた農民が、麻の布をつくっていたのが由来だとか。古文書では、阿佐布・浅生・浅府・麻生・阿佐婦など、さまざまな表記があり、「麻布」で定着しはじめたのは明暦元年ごろらしい。 「十番」は、現在も麻布十番を流れる「古川」の改修工事が江戸時代にあり、「10番目の工夫(こうふ)を出した地域」だったからとか、「10番目の工区」だったからとか、諸説ある。しかしこの改修工事自体、5代将軍・徳川綱吉の別邸建設工事ともいわれ定かではない。 そして麻布で忘れてはならないのが、都内では浅草寺に次ぐ古刹「善福寺」だ。住職の姓は麻布、山号も麻布山。麻布十番の町は善福寺の門前町

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  • 何度でも自分を再生させてくれる。生きるためのパワーがあふれる街、「灘」 - SUUMOタウン

    著: 吉川ばんび 兵庫県神戸市にある街、灘。生まれたこの街から、私たち家族は22年前に出て行きました。ある日突然、一瞬にして家を失ったからです。 阪神・淡路大震災が襲った 1995年に起きた阪神・淡路大震災。当時、私はまだ幼かったのですが、そのときの状況はぼんやりとした輪郭を保ったまま、今も記憶に残っています。 1月17日の明け方に大きな揺れが起こったとき、寝ている私に向かって倒れてきたタンスから、母が覆いかぶさって守ってくれました。テレビや電子レンジや洗濯機が吹っ飛び、家の中は一瞬にしてめちゃくちゃに。そこらじゅう割れたガラスの破片が飛び散っていて、足の踏み場を探しながら歩きました。 住んでいたアパートは「全壊」扱いにはならなかったもののほとんど崩壊して、とても住める状態ではなく、私たち家族はしばらくの間、避難所だった小学校の体育館で生活をすることになりました。記憶に残っているのが寒さと

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  • 引越し経験5回以上の猛者に聞く 「これだけは譲れない」地味だけど大事な条件・設備

    引越しの際、いろんな条件を出して優先順位をつけるものの、見落としがちな重要ポイントは意外と多いもの。いざ住んでみてから後悔……なんてことは避けたいところです。そこで、引越し経験5回以上の猛者に「地味だけど大事だと思った条件や設備」について聞いてみました。 Yさんがこだわる「見落としがち」な仕様・設備って?? 学生時代から5回の引越しを経験するYさんは、譲れない条件として次の3点を挙げます。 (1)玄関から部屋の中が見えないこと (2)西日がささないこと (3)温度設定機能付き給湯設備 「はじめはエリア以外、とくに条件はありませんでした。ただ、宅配便の方が来たときなどに玄関から部屋の中が見えるのは避けたかったので、1Rであっても仕切りで目隠しができる物件を選んでいました」と話します。 2件目の物件で、日当たりの重要性に気付いたそう。お部屋探しの際、「日当たりの悪さ」に目を向けることは多いと思

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  • 人生初のひとり暮らしはラブホ徒歩7分!? 28歳腐女子が語る「東新宿」【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン

    著: 劇団雌 二次元、ジャニーズ宝塚アイドル。次元もジャンルも異なれど、オタク女子にとって趣味人生の重要な一部。趣味を満喫するうえで、実は大切なのが「暮らす街」。オタク女子はどんなことを考え、どんなことを重視して街と家を選ぶのか? 『浪費図鑑』『悪友』が話題の4人組オタク女子ユニット「劇団雌」がお届けする連載「オタ女子街図鑑」。第2回では、昨年初めて一人暮らしに踏み切ったアラサー腐女子・ユリカモメさんが「東新宿」の魅力を語ります。 日の語り手 ユリカモメさん 「初めての実家脱出ゲーム」を成功させるために 28歳になって初めて、一人暮らしをすることになった。 場所は「東新宿」だ。 駅前の交差点にはホテルとオフィスビルが並ぶ 東新宿に住んでいる知り合い、あなたの周りにいるだろうか? 少なくとも私の周りでは一人も聞いたことがなかった。ずっと東京に住んでいるのに、そんな駅があるというの

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  • 上京して10年。人生と向き合ってようやく「岡山」のことを好きになった - SUUMOタウン

    著: 友光 だんご 岡山にいたころは、毎日をずいぶんぼんやりと過ごしていた。人並みに悩みもした思春期も、晴れた空とだだっ広く続く田んぼを見ていたら大体の不安はどこかに去った。岡山県民の大らかさと、晴天率の高さは関係が深いはずだ。 僕は県南に位置する岡山市の西大寺で生まれ育った。 かつては門前町として栄えた土地で歴史を感じる街並みもあるものの、それは一部。実家のある西大寺の外れは、いわゆる地方のロードサイドをイメージしてもらえばいい。国道沿いにチェーン店が延々と並ぶ、よくある光景だ。 やCDは近所の宮脇書店やゲオで手に入る。30分ほどバスに乗り中心部に出ればシンフォニービルの丸善にクレドの紀伊國屋、オーパにはタワーレコード(※現在は閉店)もある。 友人たちと街へ出れば、カラオケならグレートパンプキン、ボウリングなら両備ボウル、ゲーセンならジョイポリス。3択から選べるくらいの遊び場はあった。

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  • 昼はコドモ、夜はオトナのものとなる「四谷」 飲んで飲まれて歩いて帰れる街で暮らした日々(寄稿:岡田育) - SUUMOタウン

    著: 岡田 育 四ツ谷駅前。左奥が上智大学の建物と、同じ敷地内にある聖イグナチオ教会の尖塔 アメリカに転居する直前、2013年から2015年まで、私は四谷に住んでいた。そう言うと、土地勘のない人たちからは「えっ、あんなとこ、住めるの!?」と驚かれる。住める住める。めっちゃ推せる。東京生活が長い人たちからは時々、「……やるねぇ」とニヤリと笑われるので、こちらもニヤリと笑い返す。やってやったぜ。 階段と怪談の多い街 麹町側や新宿通り沿いはいかにもビジネス街という雰囲気だし、電車や地下鉄で通過するだけでは、「住む」場所としてまるでピンとこないのかもしれない。しかし四谷という街は、赤坂御用地に隣接し、庭園に滝が流れる武家屋敷の敷地から東京屈指の花街となったユニークな歴史を持つ。一奥の路地へ入るとまるで趣が変わり、無数に細かく区切られた昔ながらの町名の上、電線が低空をびょんびょん這い回る、古き佳き

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  • 蔵前、全てに便利な都心の街。だけどやっぱりそこは下町だった - SUUMOタウン

    著: bad 蔵前に住んでもう10年になる。同棲時代も含めて奥さんと2人で7年間暮らし、そして娘が生まれてから3人で3年間過ごした。 蔵前という街はとても住みやすいところで、というか住めば都という言葉があるくらいなのでたぶんどこに住んだって自分は楽しめる性格なのだと思うけど、娘が生まれてからは蔵前という街がまた違った見え方をするようになった。 一言でいえば、奥さんと暮らした7年間は数ある東京の街の中の一つで都会の生活を満喫していた、ということであり、娘と3人で過ごした3年間は誰にでも優しく接する人たちが住む蔵前という街でこの地に根差して生活をしていた、ということになる。どちらが良い、という話ではなく、どちらの生き方も選べるんだ、というのが蔵前の良さなんじゃないかな……と最近思うようになった。 最近、雑誌やネットで蔵前を紹介する記事をよく目にするようになった。10年前はこのような紹介のされ方

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  • 猫も人も住みやすい、谷間の町〜商店街を中心に栄える戸越銀座〜(寄稿:皆川典久/東京スリバチ学会 会長) - SUUMOタウン

    著: 皆川典久(東京スリバチ学会 会長) 谷間の町を歩くのが好きだ。 坂を下りると隠れ里のような町と出会えることがある。 谷に抱かれたような、意外性のある特別な場所。 周辺とは空気感の異なる魅惑の「谷町」(と私は呼んでいる)。 東京は、そういった町が点在する摩訶不思議な大都会だ。しかし「そんな町、どこにあるの?」と疑問を抱く人も多いと思う。今回はひとつの事例として、自分も大好きな品川区の戸越銀座を紹介したい。 商店街を歩く「ウキウキ感」は坂の効果? 最近は「べ歩きの町」や「下町グルメロケの聖地」としてメディアで紹介されることが多い戸越銀座は、まさに谷間の町だ。まずは戸越銀座周辺の地形図を見てほしい。東西に細長い谷地形に沿って続いているのは、戸越銀座商店街だ。 カシミール3Dで作成した戸越銀座周辺の段彩地形図*1 戸越銀座という町を語るとき、戸越銀座商店街の存在は避けて通れない。最寄駅であ

    猫も人も住みやすい、谷間の町〜商店街を中心に栄える戸越銀座〜(寄稿:皆川典久/東京スリバチ学会 会長) - SUUMOタウン
  • 関内と関外と〜横浜の「境界」を歩く〜 - SUUMOタウン

    著: 黄金頭 関内かと思ったら関外だった。おれにはそれが面白くてたまらなかった。だからおれは自分のブログの名前を「関内関外日記」とした。「かんないかんがいにっき」と読む。おれの名前は黄金頭。ゴールドヘッドと読もうがどうしようがそれはあなたの勝手だ。ゴールドヘッドはすばらしいサラブレッドだった。 話は源義経が腰越状を書いたころにさかのぼる。おれの勤めている会社が、藤沢から横浜に移転することになったのだ。横浜横浜はすばらしい。すばらしい横浜。日に誇る大都会。古より人々が見上げてきた横浜ランドマークタワー。ナウなヤングでひしめくイセザキ・モールにはメリーさん。今日もスーパーカートリオが横浜スタジアムを駆け回る……先発は欠端光則。 その行政的な中心地である関内。藤沢は藤沢でダイヤモンドビルやフジサワ名店ビルなどがあるすばらしい街ではあるが、関内というのはさらにすばらしいに違いない。おれはそう思

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  • すべてがちょうどよかった街、新小岩 - SUUMOタウン

    著: 玉置 豊 今から16年くらい前、24歳で一人暮らしを始めて、32歳まで住んでいたのが新小岩だった。別に縁があった訳でもなく、新小岩である必要は特になかったのだが、あの時の自分にまた戻ったとしても、やっぱり新小岩の街に住みたいと思う。 新小岩を選んだ理由 新小岩の前は埼玉県東南部にある実家に住んでいて、勤務先は五反田にあるウェブサイトの制作会社だった。そこから飯田橋にあるクライアント先へと毎日のように顔を出さなければいけない状況が続き、少しでも移動の負担を減らそうと、一人暮らしの住まいを探すことにしたのだ。 久しぶりに新小岩まで来てみた。駅の建物が低いので、この写真だと結構な田舎にみえる 住む場所をどこにしようかと、とりあえず路線図を眺めてみる。実家と勤務先とクライアント先の交差する駅といえば秋葉原になるのだが、どうも自分が住む街としてのイメージが湧かない。 そこで狙いを東に移動してみ

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  • 【沿線調査】東京と千葉を結ぶ2路線 総武線vs.東西線を比較してみた

    三鷹駅(東京)⇔千葉駅(千葉)間を運行するJR中央・総武緩行線と、中野駅(東京)⇔西船橋駅(千葉)間を運行する東京メトロ東西線。どちらも、東京⇔千葉間の移動に便利な路線だが、比較してみれば、何か違いが見えてくるのでは? そう思い、実際に沿線に住む人たち各150人にアンケートを実施。その住み心地を聞いた。 両路線とも、「アクセスの良さ」がユーザーに人気! まずは、各沿線の好きなところ・気に入っているところについて聞いてみた。両路線とも、「どこに行くにも便利」「運行数が多い」「ほかの沿線に乗り換えしやすい」の3項目を挙げるユーザーが多かったのだが、ポイント数では微妙に差があらわれた。 「どこに行くにも便利」では、東西線83.5%に対し、総武線は75.5%と東西線が8ポイント上回る結果に。「ほかの沿線に乗り換えしやすい」でも、東西線53.2%で総武線38.5%となり、大きく差がつき、東西線ユー

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  • ほんのり漂う物悲しさが心地よい。我が道をいく下町「尾久」(寄稿:ほそいあや) - SUUMOタウン

    著: ほそいあや なんていうか、駅舎から好みだ。 上野からJR高崎線もしくは宇都宮線に乗って、次に停まる尾久。 この駅はとにかく地味で、23区内のJR駅とは思えない陸の孤島のような雰囲気がある。どれくらい地味かというと、23区内のJR駅の中では、京浜東北線の上中里駅と京葉線の越中島駅に並ぶ地味さだと思っている(余計分かりにくい)。 この尾久駅周辺は、散策するとけっこう楽しい。私は田端に住んでいるが、普通はそのあたりの人なら谷根千か上野、あるいは池袋方面に遊びに行くことが多いと思う。でも天気のよい休日なんかは、自然と尾久方面へと足が向いてしまう。何もないのは分かっているのだが、“何もなさ”を楽しみたい気持ちになるのだ。 今日は尾久の魅力について語らせていただこうと思う。 * まず、尾久がだいたいどのあたりにあるのかを説明しよう。上野と赤羽の間といっても広いし、たまにしか高崎線や宇都宮線に乗ら

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  • 都会と下町、まるで違う二つの顔を持つ街「西新宿」(寄稿:雨宮まみ) - SUUMOタウン

    著: 雨宮まみ 青春、という言葉は大嫌いだけど、自分のこれまでを振り返ってみて、いちばん青春っぽかったのは、西新宿で暮らした25歳~35歳の10年間だったのではないか、と思う。 西新宿に引越したのは、会社を辞めてフリーライターになるタイミングだった。とにかく貧乏になることは分かりきっていたし、出版関係は新宿での飲み会が多かったので、付き合いで行かなきゃいけないことを考えて「新宿からタクシーで千円ぐらいで帰れる距離で、家賃がなるべく安いところはありますか?」という、かなりアバウトな条件で物件を探した。「会社員」という肩書きがないと、家を借りるのは難しいと思っていたので、とにかく慌てて探していた。そして、「ここならなんとか住めるな」と思った西新宿の古いアパートの1階に引越した。 実際にタクシーを利用することはほとんどなかった。歩いて帰れたからだ。お金がなくて仕事がなくて時間だけがあり余っている

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  • 京都には世界の全てがあった(寄稿:pha) - SUUMOタウン

    著: pha 京都に住んでいたときは終電なんて気にしたことがなかった。 自転車や徒歩でほとんどの場所を移動できたからだ。 今は東京に住んでいるのだけど、都市の規模や構造としては京都くらいがちょうど良かったな、ということをよく思う。 京都はそれなりに人口の多い都会なので、必要な店などは大体なんでもそろっていて不便はない。そのわりには規模が大きすぎず、土地が平坦で道路が碁盤の目状に交差していて分かりやすくて、自転車で移動するのがとても便利だった。 東京は何でもあって面白いのだけど、ちょっと大きすぎるし人が多すぎる。 首都圏の交通網は発達していて電車でどこにでも行けて便利だ。でも、結局どこに行くにも電車を乗り継いで30分から1時間くらいかかってしまって、移動が結構面倒臭い。 人が多いので電車も混んでいてあまり乗りたくないし、そうすると結局自分の家の近く以外にあまり行かなくなってしまう。同じ東京に

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  • 男子が気になるポイント別女性の一人暮らし 恋に効く部屋のつくり方|SUUMO(スーモ)

  • 【SUUMO】ワンルームで探す札幌市の賃貸(賃貸マンション・アパート)住宅のお部屋探し物件情報

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