tofubeatsによる4年ぶりのフルアルバム『REFLECTION』は、ゲストシンガーを呼ばず、ほぼ一人きりでつくり上げた前作『RUN』(2018年)から一転、中村佳穂をはじめ、地元神戸を拠点とするヒップホップユニットNeibissや、Kotetsu Shoichiro、UG Noodleら多数のアーティストと積極的にコラボレーションを行っている。「反射」や「反映」を意味するタイトルを冠した本作だが、自らを「他者」という鏡に映し出すことによって、その輪郭を知ろうとするtofubeatsの行為は、コロナ禍で自分自身と一人向き合うことに疲弊してしまった私たちの心を「反映(reflect)」しているかのようだ。 思えばtofubeatsの楽曲は、“朝が来るまで終わる事のないダンスを”が「アンチ風営法ソング」として使用されたり、“陰謀論”リリースのタイミングで緊急事態宣言が発令され、その後コロナ
![tofubeatsが明かす突発性難聴の日々。上京や結婚などの変化、自らを探りつづけた4年 | CINRA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fc70bb11c404b5f9ad86bc51201594bcd94f87d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fformer-cdn.cinra.net%2Fuploads%2Fimg%2F2022%2F0248f52c6edcc81b4cdbe918c0bee13f903d2f2c1.jpeg)