風邪に効く食べ物といえばネギやショウガなどが定番だが、英カーディフ大学の感冒センターがおこなった調査によれば、カレーライスにも喉の痛みを和らげる効果があるという。 カレーはカレーでも、「インドのマドラス風カレーが最も風邪に効く」と勧めるのは同センターのロン・エクルス教授。なんでも、辛いカレーを食べることで唾液がたくさん分泌され、咳や喉の痛みが緩和されるのだとか。もちろん、本場のインドカレーに含まれるたくさんのスパイスにも抗ウィルス作用があると考えられるという。 またエクルス教授によれば、カレー以外にも果汁入りジュースを温めたものや、甘草の根とカシス、マシュマロを合わせたドリンクなども風邪の引き始めに効果を発揮するとのこと。喉が痛いときに「カレーを食べよう!」という発想はなかなか出てこないが、体調を崩しやすくなるこれからの時期、体を温めるためにも辛いカレーで風邪対策をしてみてはいかがだろう。