大物ミュージシャンのコンサート会場などに使われている「横浜アリーナ」(横浜市港北区)が、大規模改修工事のために来年1月から半年ほど休業する。開業以来初めての長期休業だ。最大収容人員1万7千人のホールだけに、休業に伴い様々な影響が想定されている。 アリーナは1989年4月に開業した。地上5階建てで延べ床面積は4万5千平方メートル。昨年度の来場者は約185万人で、開業以来の累計は約4100万人に達する。開業から四半世紀が過ぎたこともあり、空調設備や照明、スタンド席の座席などを改修し、案内表示なども見やすくする。来年1月11日の横浜市の成人式の開催後の同12日から休業。7月2日のコンサートが改修後初の使用となる予定だ。 アリーナでは、昨年末に9年ぶりのサザンオールスターズの年越しライブが行われたほか、エリック・クラプトン、レディー・ガガなど、海外の大物ミュージシャンもステージに立つ。昨年度の稼働