東京都は、感染拡大にともなって増えている家庭内感染を防ごうと、無症状の人向けの臨時の宿泊療養施設を9日から立川市に新たに設けます。 立川市に新たに設けられる臨時の宿泊療養施設は、多摩モノレールの「立飛駅」の近くに都が作りました。 都内で2か所目、多摩地域では初めてです。 9日から65床でスタートして、原則、無症状の人を受け入れます。 今月下旬までには最大およそ350床まで増やす計画です。 入所の対象は、感染が確認された原則、無症状の人で、同居する家族などに感染が広がるのを防ぐ狙いがあります。 個人で入る場合は部屋が割り当てられるほか、家族数人でも療養ができるよう、キャンピングカーも用意されています。 また、共有スペースには電子書籍が読めるタブレットや大型のテレビがあるほか、運動器具も用意されていて、都は、できるかぎりストレスなく療養できるよう工夫したと説明しています。 都内では家庭内感染が