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ブックマーク / www.kaien-lab.com (2)

  • 知っていますか?発達障害とサプリメントによる治療(2)

    6.発達障害*¹の治療とサプリメント 薬物療法は、臨床現場にて使われるようになるためには、 効果が明らかであること(75%以上の有効率) 重篤な副作用がなく、有効性が明らかに副作用を上回っている場合 の2点が確認できた場合に、各国ごとの基準により承認されます。また、市販後の調査も義務づけられています。 そのため、医療現場においては、エビデンスが明らかでないサプリメントを使用することには抵抗がありました。特に、我が国で許可されていたサプリメントは、ビタミンB6欠乏症などに対しての使用など、あくまで必要量としての基準で設定されており、量を多く使う治療的使い方については、明らかな診断が得られなければ許可されていませんでした。一方、欧米諸国においては、有効性の報告があったり、欠乏が想定される場合には、積極的にサプリメントの投与を行い、予防的治療を行うことが推奨されています。とくに、発達障害において

  • なぜADHD特有の症状がでるの?

    ADHDの特徴とは ADHD(注意欠如多動症)の大きな特徴は、<不注意>、<多動性>、<衝動性>の3つです。 「注意力」や「欲求、感情の動きを自分自身でコントロールする能力」が、十分に身についておらず、自己中心的な行動が目立つ状況です。過去の情報を手がかりに実行していく「実行機能の障害」と、眼前の報酬に飛びついてしまう「報酬系の障害」、「段取りと時間概念の障害」の3つが、様々に組み合わされていると考えられています。 (ADHDについての詳しい説明は、「ADHD(注意欠如多動症)の症状」をご覧ください。) なぜADHDの特徴が出るのだろう ADHDについては、様々な研究から、まず最初に「遂行機能障害」が唱えられました。 人間は、なにか行動をするとき、過去の経験と、現在の目の前の状態をワーキングメモリー(作動記憶)に一時的に蓄え、その内容を精査して、計画を立て、遂行していきます。この遂行機能に

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