「SpeakDolphin.com」プレスリリースより タッチスクリーン端末を利用して、イルカとの言語コミュニケーション形成を試みる実験が行われている。メキシコのカンクン近郊にある海洋リゾート「Puerto Aventuras」のDolphin Discoveryでは、園内の未成年イルカにApple iPadを与え、コミュニケーションのためのインタフェース端末として機能したことを報告している。 この実験を行ったのは米フロリダ州マイアミを拠点とするNPO「SpeakDolphin.com」のメンバーでイルカ研究学者のJack Kassewitz氏。同氏は防水加工されたiPadを園内のプールに持ち込み、今年2歳になるバンドウイルカの"Merlin"に与えたという。 iPadには現実にあるオブジェクト、例えばボールやアヒルのおもちゃといったものを記号化したアイコンが表示され、それらをタッチするよ