「九州のCMソング女王」の異名を持つ歌手・堤田とも子さんが、自ら乳がんを克服した経験から「生きていることの大切さを伝えたい」との思いを込めたアルバム「UP(アップ)!」を自主制作した。 堤田さんがあこがれていた「真夜中のドア」などのヒット曲がある歌手・松原みきさんが2004年、子宮頸(けい)がんで他界した。44歳の若さだった。堤田さんも以前に増して検診などで健康管理に注意を払っていたが09年、左胸に1・2センチほどのがんが見つかった。幸い初期段階で取り除くことができ、転移もなかった。この経験から02年の1枚目に続く今回のアルバムは、松原さんへの追悼と、生きていることの大切さへのメッセージを打ち出すことにしたという。 北九州市在住の音楽プロデューサー末松孝久さん(45)が制作を手がけ、サックス演奏には北九州を中心に活動をしている田部俊彦さん(57)も加わった。 完成したアルバムは5曲入
記者会見で上告断念を発表する県警の池田刑事部長と報道陣との主なやりとりは以下の通り。 (松吉広報県民課長) 強盗予備事件捜査等にかかる損害賠償請求訴訟事件の上告断念に関して、刑事部長から発表します。 (池田刑事部長) 強盗予備事件捜査等に関する損害賠償請求訴訟については、さる2月3日、控訴審判決において当方敗訴の判決が言い渡されましたが、判決内容を詳細に検討した結果、上告を断念することといたしました。 本件訴訟については、平成22年8月27日の第一審判決で、当方の主張が認められず、争点とされた本件捜査及び報道発表、ともに違法とされたところ、その判決内容は受け入れがたいものであり、上級審の判断を仰ぐのが適当と判断し、同年9月10日に福岡高裁に控訴しておりました。 今回の控訴審判決では、当方の主張が認められず、控訴が棄却されたわけでありますが、代理人弁護士との協議や警察本部における
みやこ町犀川崎山。清流今川のほとりに、れんが造りの煙突が突き出た酒蔵が立つ。林酒造場だ。ここで先月17日に始まった仕込み作業は、冷え込みが続くこれからが最盛期を迎える。今月下旬からは搾り作業も行われ、芳香な香りが漂う新酒が生まれる。 林酒造場は1837(天保8)年の創業という老舗(しにせ)だ。酒蔵は3棟あり、延べ面積は1500平方メートル。4代目当主の林平作さん(76)の案内で場内を一巡した。米倉庫や精米所、大井戸、仕込み蔵、貯蔵庫、検査室などがある。 米倉庫には30キロ入りの米袋が積み上げられていた。昨年秋に買った酒米は66トン。犀川産が60%、豊津と勝山産が各20%近く。赤村産も若干あり、すべて地元産だ。 精米所では2基の精米機がフル稼働していた。念入りに精米された米袋には、品種と産地、精米歩合が書かれた紙が張られている。林酒造場では、精米歩合35%は大吟醸、50%が吟醸酒、65
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く