「苦渋の決断として、受け入れることにした」。宮内庁の風岡典之長官は2日、庁内で記者団の取材に応じ、高円宮妃久子さまのIOC総会ご出席についてこう説明した。突然の方針転換にはためらいも残っている様子で、「天皇、皇后両陛下もご案じになっているのではないかと拝察している」とも述べた。 五輪招致は他国と競い合うなど政治的な側面もあることから、宮内庁は皇族が関わられることに慎重な姿勢をとってきた。今回も当初は、IOC委員とのご懇談とレセプションだけに限定する方針だった。 しかし、8月26日に風岡長官が下村博文文部科学相から直接要請を受け、杉田和博官房副長官からも首相官邸の意向を伝えられると、数日のうちに方針転換。両陛下には事後報告だったという。久子さまのご出発が今月3日に迫った時期の決断になったこともあり、風岡長官は「切羽詰まっていた」と釈明した。皇后さま、初音ミクと“ご対面”「これがミクちゃんです
難読地名で知られる兵庫県宍粟(しそう)市が、「穴栗(あなぐり)」や「穴粟(あなあわ)」と誤記した郵便物の送り主に対し、やんわりと「訂正」のお便りを送り、PRにつなげる作戦に乗り出した。 観光パンフレットも同封し、便箋いっぱいに四季折々の自然あふれる市の魅力をアピール。中には、相手先からのお礼はがきも届いており、市の担当者は「奇策」に手応えを感じている。 市に寄せられる郵便物やメールには地名の誤記が多く、今月1日から29日まででも、20件が見つかった。市まちづくり推進課主幹の西嶋義美さん(42)が「今は、ネットやメールで間違いがどんどん拡散する時代。間違いをただし、知名度アップに活用できないか」と発案したという。 来年放映されるNHK大河ドラマの主人公の戦国武将・黒田官兵衛が宍粟郡の領主だったことにちなみ、差出人には、甲冑(かっちゅう)姿の市のマスコットキャラクター「しーたん」をイラストで起
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