ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (21)

  • 親と子、それぞれの自立 - Chikirinの日記

    昨年末、堀江貴文さんとの対談についてエントリを書きましたが、その続きとして今日は、「親と子の自立」について考えたコトを書いてみます。 (写真:平岩紗希) ★赤いマーチ★ 堀江さんの新刊、『ゼロ』には、還暦が近くなったお母さまからの電話の話が載っています。 母が電話をかけてきて、「車が古くなった」とか「次はマーチみたいな小さい車にするつもり」だのとりとめのない話をしてきた。仕事中だったこともあり、生返事のまま聞いていたところ、突然「還暦だから赤がいい」という。「えっ? 赤って何が?」 なんの話かわからず聞き返すと、「もういいっ!」と怒って電話を切られた。 なんのことはない。要は還暦祝いに赤いマーチを買ってほしかったのだ。 対談でも話したように、堀江さんのお母さまが欲かったのは「赤いマーチ」なんかじゃありません。欲しかったのは、「自分の人生への肯定感」でしょう。 ゼロ―――なにもない自分に小さ

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    miyashiki 2014/01/07
  • 2014-01-01

    あけましておめでとうございます。 今年もちきりんブログをよろしくお願いいたします! お正月なのでお年玉の話。 子供にとってお年玉ってのは、もらってすぐに使えば毎月のお小遣いでは決して買えないモノが手に入る “使い甲斐の非常に大きな額” です。 ところが親の勧めに沿って “とりあえず貯金” してしまうと、大人になった後、「お年玉で何を買ったか」全く記憶に残りません。 この理由は、お金の価値の上昇スピードと、人の稼ぐ能力の上昇スピードの違いにあります。 小学校の時に 5000円もらったとしましょう。 小学生にとって 5000円は、自力ではとても手に入れられない大きな額です。 欲しくて欲しくてたまらなかった(でも親には買ってもらえなかった)何かを買っておけば、「やったー!!! うれしい!!!」という強い記憶が残るでしょう。 ところが数年が過ぎて高校生になると、貯金していた 5000円は最早そこ

    2014-01-01
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    miyashiki 2014/01/01
  • 誰に評価されたい? 上司? 会社? それとも市場? - Chikirinの日記

    2ヶ月ほど前、「日では、製造部門を除き、生産性という概念があまりに欠如してるよね」っていうエントリを書いたら、 「生産性なんて上げても給与が上がるわけじゃないから意味がない」 みたいな反応があってびっくりしました。 メーカーの製造部門だって同じ給与システムですよね。それでもみんな必死で生産性を上げようとしてるじゃん。 なのになぜ、工場以外で働く人は「給与があがらないなら生産性なんて上げたくありません」みたいな話になるんでしょう? 工場の人は給与のために働いてるわけじゃないけど、それ以外の部門の人は・・・給与が上がらないことは一切やりたくないの?? 加えて、「生産性を上げても上司に評価されるわけでもないし」みたいな反応まであって、マージびっくり。 そんなことが働く動機になってる人がいるなんて、カルチャーショックだわ。 あたしなら、生産性の概念も理解しないあほな上司に評価されたいなんて全く思

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    miyashiki 2013/12/21
  • 俺のイタリアン 俺のフレンチ - Chikirinの日記

    今年の4月に発売されたなのですが、とてもおもしろく、いろいろ考えさせられ、しかも、読んでて涙が出てきてしまいました。 ビジネスを読んで涙が出たなんて久しぶりです。私は涙腺が弱いので、映画とか小説の場合は、感動して涙が止まらなくなることはよくあるんですが、ビジネスで泣くのはさすがに珍しいです。 俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方posted with amazlet at 13.12.07坂 孝 商業界 売り上げランキング: 2,461 Amazon.co.jpで詳細を見る ★キンドル版はこちら★ ★楽天ブックスはこちら★ 著者の坂孝氏は、「ブックオフの創業者」として有名ですが、生涯で13の企業を立ち上げている連続起業家でもあります。13の事業のうち、成功したのは、 ・中古ピアノの販売 ・ブックオフ ・俺のイタリアン、俺のフレンチなどの飲業チェーン

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    miyashiki 2013/12/08
  • 入社試験有料化の次に来る危険なワナ - Chikirinの日記

    12月1日の就職活動解禁日に、ニコニコ生放送などを運営するドワンゴ(グループ)が、新卒の入社試験に受験料を課すとしたことが話題となり、(ほぼ同内容を提案していた)私の一年前のエントリもあらためて注目を集めました。 → ドワンゴ採用ページ 受験料の 2525円は「ニコニコ円」ってことですね。 → 昨年のあたしの提案=「就活市場を一発で適正化できるミラクル解決法」 今回のドワンゴの新方針にはもちろん賛成だし、その結果を踏まえて、来年からは追随する企業が少しでも増えたらいいなと思います。 ★★★ 私の感覚では、こういう「受験料をとって、応募者を気の人だけに絞るべき企業」=「現時点で、あまりにも多くの”憧れだけ応募者”、“とりあえず応募者”を集めてしまっている企業」は、ざっくり 1000社以内です。 (参考数字:東証上場&新興市場での株式公開企業数は約 3400社) この1000社の中には、P&

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    miyashiki 2013/12/02
  • 「AともいえるがBともいえる」とか言う人の役立たなさ - Chikirinの日記

    私はブログやツイッターでしばしば「あたしの意見はこうだ!」と強く表明します。 それに対して、賛否両論いろんな意見が寄せられるわけですが、そのうち一番つまらないと思うのが、 「そういう場合もあるけど、違う場合もある」 とか 「人それぞれだと思う」 「一概には言えないはず」 みたいな反応です。 私が「Aだ!」といったとき、「いや違う、Bだ!」と言える人は、自分のアタマで考えてます。単に結論が違うだけ。 でも、たいていの人はそこまで言えません。 「何も考えていないが、とにかくなんらか反対したい!」という人は、あたしが「Aだ!」と言った時、「いや、Aではない!」としか言えないんです。 いわゆる「批判と否定しかできない人」ですね。自分の意見が無いから、他者の意見を否定するしかない。 これもかなり恥ずかしいよねと思うけど、それでも下記に比べたらまだマシです。 一番つまらないのは、 「Aともいえるが、B

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    miyashiki 2013/11/23
  • キンドル・ダイレクト・パブリッシング体験記録 - Chikirinの日記

    キンドルの電子出版( Kindle Direct Publishing, KDP = いわゆる“セルフパブリッシング”) を体験し、ひとりで電子書籍を作ってみてどうだったか。 「Chikirinの日記」の育て方 作者:ちきりん発売日: 2013/11/26メディア: Kindle版 今日はそのプロセスについて書いておきます。“だいたい時系列”に並べると、KDP に必要な手順は下記の通りとなります。 追記:下記は2013年当時の体験記であり、現在のKDPの出版方法とは異なる部分も多々あります。ご注意ください 1.アマゾン KDP に登録 ・銀行口座などを登録するだけなので、ごく簡単です。 ・なので、2や3を先に済ませてから、登録すればいいと思います。 2.アメリカの源泉徴収を免除されるための申請 ・めんどくさいです。 ・KDP でが売れるとアメリカで印税収入が発生するため、この手続きを行

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    miyashiki 2013/11/20
  • 大企業のほうが成長できるとか完全にウソ - Chikirinの日記

    「大企業は人を育てる余裕があって研修制度も整ってるから、最初は大企業に入ったほうが成長できる」とか、未だに寝ぼけたことを言ってる人がいて驚く。 20年前の話ならわかるけど、「大企業のほうが成長できる」なんて、今や完全にウソだよね。 「大企業のほうが、周りの人が優秀だ(から成長できる)」って? それも 20年前の話、親が若かった頃の話じゃない? 「いきなり起業」や「海外就職」はもちろん、日で就職する場合でも、ベンチャーとか外資系企業とか NPOあたりで働いたほうが、最初の 3年間の成長は明らかに早いはず。 てか、倍とか以上のレベルで差が付くってことくらい、両方を知ってる人には火を見るより明らかですよ。 少なくとも「大企業に入ることができる人」が持ってる選択肢の中では、「大企業」はおそらく、最も成長スピードが遅い選択肢だと思う。 大企業ってのは「成長スピードは遅いけど、他にいいところもあるか

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    miyashiki 2013/11/13
  • 高速道路と大渋滞 - Chikirinの日記

    今日のタイトルは、2004年(すでに10年近く前)に梅田望夫さんが羽生善治三冠から聞いた話として紹介された概念で、簡単にいえば、 ・インターネット学習が登場したため、初心者でもすぐに巧くなれる(ある地点までは、高速道路を走ってすぐに着ける) + ・多くの人がすぐ巧くなれるため、上級者間での競争はさらに激化しており、「ある程度、できます」というレベルから一歩抜け出すのはめちゃ大変になりつつある(高速道路の先は大渋滞してる) という話ですね。 元記事→ 「インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞」 上記は将棋の話でしたが、ポーカープロの方も全く同じことを力説されていました。いわく 若い人は、これまでの人より圧倒的に強くなっている。 理由はオンラインでポーカーの練習、対戦ができるようになったから。 オンライン対戦のほうが、カジノでのライブなゲームより圧倒的に効率良く学べる。なぜなら

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    miyashiki 2013/11/01
  • 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 - Chikirinの日記

    長く働いていた外資系(アメリカ系)の会社を辞めてほぼ3年。まったく英語を使わなくなった。 「日って、今でもこんなに英語が不要な社会だったんだ」とは驚いたけど、それはそれで「まあ、いいんじゃないの」と思ってます。 だって今どき母語だけで暮らしていけるなんて、すごく恵まれた国だってことだから。 「英語が話せない人と、まともな仕事につけませんよ」みたいな小国と比べて、平和で呑気でいい感じ。 なんだけど、ここ3年、どっぷり日社会に浸ってみて感じるもうひとつ別の欠如については、「これはちょっと深刻な問題だしょう」と思えます。 それは・・・「生産性の概念の欠如」 日って「生産性」という概念があるのは、工場の中だけなんじゃないの? それ以外のところ、たとえばメディアや公的部門、さらには民間企業のホワイトカラー(管理)部門から営業まで、 「この人たち、もしかして生産性っていう概念を全く持たずに働いて

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    miyashiki 2013/10/15
  • GENGO 訪問! - Chikirinの日記

    以前、クラウドソーシングの特集エントリでもちょこっと紹介した、Gengoというベンチャー企業を訪問しました。 増資を終えて引っ越したばかりのオフィスには、日人以外のスタッフがいっぱい! 渋谷のベンチャー企業としてはかなり異色な雰囲気です。私も久しぶりに英語でインタビューすることになり、けっこうオヨヨな状況でした(←オヨヨ古すぎ)。 <全体ミーティングの様子。渋谷とは思えないインターナショナルな雰囲気> 今回、お会いしたのはFounder/CEOのロバート・ラング氏(右)と製品開発責任者の徳生裕人さんです。 徳生さんが「彼女は超人気ブロガーで、取材してもらえるなんてスゴイことなんだ!」と紹介してくださると、ラング氏は「へー、そうなの? それは光栄です」みたいな感じで笑えました。 ★★★ 皆様ご存じのように、これまで翻訳といえば、記事・論文や書籍、ビジネスドキュメントに契約書など、企業や大組

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    miyashiki 2013/10/01
  • 時代は個人が変えていく - Chikirinの日記

    東北楽天ゴールデンイーグルス パリーグ優勝、ほんとーにおめでとうございます! 仙台市の日製紙クリネックススタジアム宮城を拠地とする「東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天)」が 26日、プロ野球パシフィックリーグで初優勝しました。球団創設 9年目の快挙です。 2004年 6月に浮上したオリックス・ブルーウエーブと近鉄バファローズの合併を発端とするプロ野球再編問題(1リーグ11球団構想)に対し、プロ野球ファンが猛反発。 彼らの声を背に楽天は誕生しました。ただ、発足当初は選手層が薄く、1年目の 2005年は首位ソフトバンクと 51.5ゲーム差の最下位。その後も 09年に 2位となっただけで、Bクラスの常連でした。 日経新聞オンライン:球団創設9年目の初栄冠 写真で振り返る楽天Vより とのことだから、あの騒ぎは 10年くらい前だったんだなー。つくづく時間の早さに驚きます。あたしもあなたも、あれか

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    miyashiki 2013/09/27
  • 東京オリンピック2020決定  - Chikirinの日記

    2020年の東京オリンピック開催決定直後からの自分のツイートをまとめておきます。 福島関係の質疑応答にはヒヤヒヤしたけど、プレゼンテーションについては、どんだけ練習したんだろうと思えるほどみんな完璧だった。お疲れ様。そしてありがとう。 (ひと安心) 公衆wifi大拡充(てか7年後なら違う技術だろうけど、“どこでも無料でインターネット!”の環境)に加え、英語中国語)表記の大拡充、公共交通機関の24時間化など、この機にガンガン進めよう! 原発事故の件です。「コントロールできている」と言いきったのをお忘れなく。 世界は都市間競争に入ってる。これで東京も戦える! 子供の年齢とかも計算してみてね。 安倍総理は東京開催決定後の記者会見で「東京を選んだのは間違いではなかったと世界に思ってもらえるよう頑張る」とおっしゃっていました。当にそうなりますよう! (注:二は日の誤字です) 空港と都心の時間

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    miyashiki 2013/09/08
  • 福島の原発事故処理に世界の知恵を - Chikirinの日記

    原発に関して、“推進”か“脱 and/or 反”かという議論がよく行われていますが、これに関して私は強い意見を持っていません。(だからあまり発言していません) 推進も“脱 and/or 反”も、どちらかが正解でどちらかが間違いというわけではないでしょう。どちらを選ぶかで、今後の日の姿(産業環境や外交政策や予算問題など)は変わると思うけど、どっちを選ぶかは国民の選択です。 そうであれば、粛々と民主的な手段で決めればいいわけで、特に立地自治体(近隣含む)の首長&議員選挙は、そのカギになるはずです。 福島のあれだけの惨状を見ても、我が地域の原発を稼働させたいという知事や市村長をその地の住民が選ぶなら、東京に住む私がそれに反対する理由は何もありません。現在、福井県の大飯原発が稼働しているのは、福井県知事の積極姿勢があるからです。 一方で、近隣住民の人たちが稼働を許さないという意思を選挙において明

    福島の原発事故処理に世界の知恵を - Chikirinの日記
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    miyashiki 2013/08/26
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  • 防護壁、そして障壁としての言語の壁 - Chikirinの日記

    私がネタ元にしてる下記のには、映画会社の日活が会社創立100周年の記念ロゴを、クラウド・ソーシングで募集した事例が紹介されています。 クラウドソーシングの衝撃 雇用流動化時代の働き方・雇い方革命 (NextPublishing) 作者: 比嘉邦彦,井川甲作出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2013/06/21メディア: オンデマンド (ペーパーバック)この商品を含むブログ (11件) を見る→ キンドル版はこちら この仕事には当時、一週間で 152デザイン(人数は100名ほど)の応募があり、採用されたロゴのデザイナーには報酬として 7万円が支払われました。これかな? → 日活創立100周年ロゴ決定! 上記のによると、もし「会社創立100周年のロゴを作ってほしい」と、従来通り広告代理店経由でデザイン会社に発注した場合、152件の候補デザインを出してもらうには 1000万円以上

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    miyashiki 2013/08/07
  • 「低価格ジョブ」は、民主的な市場に不可欠 - Chikirinの日記

    アメリカでも日でもクラウド・ソーシング市場では、びっくりするほど単価の安い仕事がたくさん掲示されています。 それを見て、「これでは(先進国に住む人の)給与が下がってしまう」、「搾取が助長される」などという人もいます。ですが、廉価な仕事が市場に溢れていることも、一概に悪いとは言えません。 たとえばライティング(文章作成)はデザインなどと並び、クラウド・ソーシングの主要分野のひとつですが、大半の仕事の単価はめちゃ安で、「ブログを毎日書いて、月に1万円」などとなっています。ひとつのエントリの値段は 333円。 たしかにこれをプロのライターの報酬と比べるなら「やってられないくらい安い」と言えます。でもね。もしもちきりんが今、中学生だったらどうでしょう? 私は当時から文章を書くのが好きでした。一日 500字くらいの文章を書くのは全く苦にならない。せいぜい30分ほどで書けるでしょう。 これをふたつや

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    miyashiki 2013/08/04
    「低価格ジョブ」は、民主的な市場に不可欠 - Chikirinの日記
  • 個人にとってのクラウド・ソーシング - Chikirinの日記

    前回まで、クラウドソーシングが企業に与える影響をまとめてきましたが、今日は個人事業主、フリーランスの立場で考えてみます。 この視点で何より重要なのは、「個人は受注者にもなるし、発注者にもなる」ということです。 フリーランスとして仕事を請け負い、収入を得ることもできるし、自分の仕事のうち、付加価値の低いプロセスを外注してコストを下げ、より意味のある仕事に時間を振り向けることができます。 たとえば取材ライターであれば、テープ起こしはクラウドワーカーに依頼し、最終の原稿化のみ自分でやればいいし、翻訳家も、原文を細分化してクラウド市場で翻訳してもらった後、自分が監修者として修正・校正し、最終的に質の高い翻訳に仕上げればよいのです。 業のある人が講演を頼まれた時にも、手書きでざっくりとした講演資料の下書きを作ってクラウドワーカーに依頼し、アニメーションや音楽付のファンシーな講演資料に仕上げてもらえ

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    miyashiki 2013/08/02
  • 会社員も市場に評価される時代へ - Chikirinの日記

    前回は、クラウド・ソーシングが企業の採用プロセスや、社員のスキル&勤怠評価法を変えていくだろうと書きました。 それだけでも十分に衝撃的ですが、この仕組みを利用し始めた企業はそのうち、それがあらゆる人事施策に活用できると気が付きます。 たとえば企業の中には研修の一環として、社員に「クラウド・ソーシング市場で仕事を受注するよう」命じるところもあるとのこと(得られた報酬は個人に入ります)。 市場で直接仕事を受ければ、「自分はいったいいくらの報酬がもらえる人なのか」という事実に、すべての労働者が直面します。 多くの場合、社員は「会社からもらっている給与は、市場から得られる報酬よりかなり多い」ことを身をもって理解することとなり、それ以降は文句を言わず、危機感を持って働くようになるというわけです。 また企業内では(新人はやたらと怒られますが)、勤務年数の長いベテラン社員になると、厳しい指導を受ける機会

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    miyashiki 2013/07/31
    会社員も市場に評価される時代へ - Chikirinの日記
  • 市場が、組織のルールを変えていく - Chikirinの日記

    以前のエントリで、企業にとってクラウドソーシングには3つの意味があると書きました。 1)コスト削減 2)オープン・イノベーション & オープン・プロブレムソルビング3)人事政策の大転換 今日は 3番目のトピックについて書いてみたいと思います。 ★★★ クラウドソーシング上での仕事には、いくつかの報酬パターンがあります。 ロゴやイラストの募集では、「応募作の中から、採用されたものだけに○○円支払う」、ウェブサイトの構築なら「こういう機能のサイトを作ってくれたら○○円」、「ブログ記事をひとつ書いたら○○円」、マイクロタスク型では、「ひとつの写真にタグをつけたら0.1円」などとなります。 一方、秘書サービスや、複雑なサイトの構築プロジェクトなどでは「一時間○○円」といった時間給で報酬を支払う場合もあります。 この場合、タスク遂行にかかった時間がワーカーの自己申告だけで決まるのは、納得できないと考

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    miyashiki 2013/07/29
  • すべての人、企業、国がもつ、ふたつの選択肢 - Chikirinの日記

    ここまで数回にわたり、急拡大するクラウド・ソーシング市場について書いてきました。 ・ 戦力外労働力が市場参入する ・ 一国の雇用・労働法制を超えたグローバル労働市場が出現する ・ 研究開発や商品開発においてさえ、クラウド・ソーシングが鍵になる こういった話を聞くと、「セキュリティはどうなんだ?」とか、「国はなんらか規制を考えるべきでは?」と思う人もいるでしょう。でもその一方、“国家として”積極的にクラウド・ソーシングを活用しようとする国もあります。 それはもちろん・・・アメリカ様 実は 2010年3月、オバマ大統領は「オープン・イノベーションを促進するため、クラウド・ソーシングを積極的に活用するよう」、政府各省に通知をだしているんです。 以前からアメリカでは、NASA (The National Aeronautics and Space Administration) など公的部門が、積

    すべての人、企業、国がもつ、ふたつの選択肢 - Chikirinの日記
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    miyashiki 2013/07/28