ブックマーク / masui.blog.jp (6)

  • ズーミングユーザインタフェース : 続・ユビキタスの街角

    ズーミングユーザインタフェース(ZUI)と呼ばれるインタラクション手法の研究が流行したことがある。 1993年、 無限にズーミング可能な二次元画面を利用して情報管理を行なえる Pad というシステムをニューヨーク大学の Ken Perlin が ACM SIGGRAPH で発表したのが契機となり、 パソコン画面上での新しいユーザインタフェース手法を模索していた多くの研究者が 「ポストWIMP」の最有力候補としてZUIに期待したものである。 (WIMPとは Window / Icon / Menu / Pointing deviceを用いる 一般的なグラフィカルインタフェース手法のことである) ZUIには様々なメリットがある。 無限に画面をズームして情報を書き込むことができるので無限に大きな情報を扱うことができる 階層型に管理された情報は簡単に画面上に配置することができる。 たとえばディスク

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    miyashiki
    miyashiki 2013/11/03
  • 研究開発のスピード感 : 続・ユビキタスの街角

    良いアイデアを思いついたので、 さっさと実装して論文書こう! と思ったのだが、 今(2013/10)から実装して/実験して/論文書いて/首尾よく採択されて/発表するとなるとスケジュールは以下のようになりそうである。 2013/10 実装開始 2013/11 実装完了/評価実験開始 2014/9 CHI論文投稿 2014/12 CHI論文採択 2015/5 CHI論文発表 つまり19ヶ月かかってやっと論文発表が可能になる。 これはいくらなんでも遅すぎるだろう。 同じものを実装してすぐにWebで公開したとすると、 以下のように話が進む可能性がある。 2013/10 実装開始 2013/11 公開開始 2014/1 人気爆発 2014/2 会社設立 2014/4 エンジェル資金調達 2014/6 VC資金調達 2014/12 業績不振で終了orz まぁ普通はこれほど高速に話は進まないだろうがスピ

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    miyashiki 2013/10/28
  • クラウドソーシングと搾取 : 続・ユビキタスの街角

    Amazonが Mechanical Turk というクラウドソーシングサービスを提供していることはよく知られている。 米国に銀行口座を持っていないと仕事を依頼できないため、 実際に利用したことがある人は少ないかもしれないが、 手軽にいろんな仕事を依頼したり請け負ったりできるということは画期的なことだろう。 手軽に利用できるクラウドソーシングサービスをユーザインタフェースに利用しようという試みが米国では最近流行しているようである。 ユーザテストに利用するというのが最も手軽な例であろうが、 計算機と同じような機能をネット上の誰かに依頼してしまうという試みも盛んである。 たとえばMITで開発された Soylent というシステムでは Wordの編集メニューに「段落を短くまとめる」のような項目が追加されており、 ユーザがこれを選択すると Turkit というライブラリを利用してMechanica

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    miyashiki 2013/10/21
  • クリアファイル整理法 : 続・ユビキタスの街角

    20年ぐらい前に「超整理法」という書類整理手法が提案されてかなり話題になり、 現在も似た方法を利用している人は多いようだが 「超整理法」による書類の整理には以下のような問題がある気がする。 封筒にタイトルを書くのが面倒 封筒の中身が見えない 古いファイルを捜すのに時間がかかる 古いファイルの存在に気付かず同じファイルを作ってしまう可能性がある 封筒のサイズはA4より大きいのでA4用の棚で整理しにくい 計算機が充分普及した現在、 以下のような方法でもっと単純に書類の管理ができる気がする。 大きく番号を書いたクリアファイルに書類を入れる クリアファイルを番号順に並べる 番号と中身の対応をファイルかWebに書いておく これだけである。 これは非常に単純な方法であるが、以下のようなメリットがある。 ファイルにタイトルやキーワードを書く必要がない 大きさがA4に揃っているのでA4用の棚や文房具で整理

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    miyashiki 2013/10/17
  • hueからの意識改革 : 続・ユビキタスの街角

    ネットから制御可能な hue というLED電球が面白い。 iPhoneAndroidのアプリから明るさをコントロールできるうえに、 公開APIを使えばパソコンからネット経由で自由に制御することができる。 ネットから制御できる電球はいろいろ提案されているのだが、 今すぐ買ってすぐ便利に使えるところがありがたい。 赤外線リモコンを使ってワイヤレスに制御できる電灯は現在普通に売られているし、 ネットから制御できたら何が面白いの? と思う人もいるかもしれないが、 ネット経由で自由に制御可能な製品が増えることによって 日常的な機器の操作インタフェースに関する意識が変わっていくことを期待したいと思っている。 現在の家庭やオフィスの電灯は部屋の入口付近のスイッチでコントロールするのが普通であり、 電灯が複数ある場合は複数のスイッチが並んでいるものである。 このため、部屋の明るさを変えるためにわざわざ部

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    miyashiki 2013/10/12
  • 色覚異常 : 続・ユビキタスの街角

    「色盲」という言葉が差別語と思われているためか、最近「色覚異常」という言葉をよく聞くようになった。目が見えない人や状態を「盲」と呼んだり色の区別ができない人や状態を「色盲」と呼んだりするのは、人間の特性を表現しているだけであって、来差別的な意味は無いはずである。「髪が黒い」とか「背が高い」とかと同じである。「盲」な人間を差別する人がいてはじめて差別になるわけで、「盲」という言葉自体が差別的なわけではない。実際英語では「blind」や「color blind」のような言葉が普通に使われている。 一方、人間に対する「異常」という言葉は言葉自体が差別的である。少数派でありかつ劣っていると思うから他人のことを「異常」などと呼べるのであって、自分が正常だと思ってる多数派が少数派を見下す意味しか存在しない。近視の人間は視覚能力が劣っていても「視覚異常」と呼ばれないのは、近視の人間が大量にいるからだろ

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    miyashiki
    miyashiki 2013/10/01
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