WebAssembly Advent Calendar 2023 と Swift/Kotlin愛好会 Advent Calendar 2023 21日目の記事です。 (枠が空いてそうだったのでKotlin愛好会の方のカレンダーにも登録してしまった) 以前 WasmGCで導入される型や命令のお勉強 という記事を書いてWasmGC primitivesを学んだので、次はKotlin/Wasmから生成されるWATファイルを眺めて Kotlinのhigh level constructsがWasmGCにどうマッピングされるのかを調べていく(お勉強の過程はこちら)。 Kotlin/Wasm から WAT を生成する kotlin-wasm-example/nodejs-example をいじくって出力を眺めていきます。執筆時のバージョンはKotlin 1.9.20。コンパイラに -Xwasm-gen