広域イーサが2009年にもグローバルに相互接続、業界団体が仕様策定
2009年にも、通信事業者の壁を越えて広域イーサネットをグローバルに相互接続できるようになる。広域イーサネットの業界団体メトロ・イーサネット・フォーラム（MEF）は2008年9月10日に都内で会見を開催。異なる通信事業者間で相互接続するためのインタフェース仕様を策定し、09年第2四半期にも認定を開始すると明らかにした。 MEFは広域イーサネットの技術仕様を策定し、ネットワークがそれに準拠していることを認定する団体。現在、異なる事業者のネットワーク接続インタフェース「E-NNI」や、広域イーサネット網をエンド・ツー・エンドで管理する技術仕様を策定している。E-NNI仕様に準拠するネットワーク同士は容易に相互接続できる。例えば国内の通信事業者が海外事業者の網と相互接続すれば、国内事業者が一元的にグローバルな広域イーサネットを提供できることになる。 同時に管理仕様を策定することで、エンド・ツー・
連載：詳説 TCP/IPプロトコル 第7回 イーサネット（その2） イーサネットのフレーム構造
イーサネットでは、パケットという用語の代わりににフレームという用語が使われ、イーサネット・フレームとも呼ばれている。DIXイーサネットとIEEE 802.3のフレーム・フォーマットは、「タイプ」フィールドが「長さ／タイプ」フィールドとして使われている点と、オプション・フィールドが追加された点以外は基本的には同じである。 イーサネットのフレーム・フォーマット DIXイーサネットとIEEE 802.3のフレーム・フォーマットは、「タイプ」フィールドが「長さ／タイプ」フィールドとして使われている点と、オプションが追加された点以外は基本的には同じである。 ■プリアンブル イーサネットのフレームは「プリアンブル」から始まる。これはLANに接続しているインターフェイスにフレーム送信の開始を認識させ、同期をとるタイミングを与えるための信号である。DIXイーサネットでは、サイズが8オクテット（64bit）
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