2012年9月3日のブックマーク (2件)

  • 霧社事件の映画。 - 備忘と思考

    「セデック・パレ」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=e-fbH6i_uyw&feature=endscreen&NR=1 「海角七号」の魏徳聖監督が霧社事件を描いた映画台湾では昨年公開されて、大ヒットしたらしい。製作中というニュースが聞こえてきたころからずっと待っているが、日ではついぞ公開される気配もない。「海角七号」はあんなに話題になったのにね。 日には、観ることができる映画と、観ることができない映画がある。 「ラストエンペラー」のなかの南京大虐殺の場面のように、ある作品の大部分は観ることができるが、一部のシーンはあらかじめ観ることができないということもある。 そういう国に住んで、そういう風に狭められた視界のなかでものを観ているということを、忘れずにいたい。くれぐれも、ニッポン人の視線があらかじめ客観的で理性的だなどという錯覚に陥らないようにした

    霧社事件の映画。 - 備忘と思考
    mizuki-yu
    mizuki-yu 2012/09/03
    『日本には、観ることができる映画と、観ることができない映画がある。「ラストエンペラー」のなかの南京大虐殺の場面のように~一部のシーンはあらかじめ観ることができないということもある』
  • 「南京!南京!」の映画評を書きました。 - 備忘と思考

    いま出ている雑誌「インパクション」182号(11月10日発行)に「『善良な日兵』が幻想からめざめるとき」というタイトルで、映画「南京!南京!」の批評を書いています。 「南京!南京!」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=9td_3P3w1S4 「南京!南京!」は、傑作「ココシリ」を撮った陸川監督の作品。「ココシリ」よりは相対的に叙情性を押し出して、陥落から数ヶ月間の南京を舞台に、何人かの中国人と日兵を主人公に描いた群像劇です。上にあげたのとは別の予告編で「人性的抵抗史」というキャッチコピーがあったのですが、日軍の残酷な支配という状況のなかで、一人一人のなかの「人性」がどのように抵抗したか、あるいはできなかったかという物語だったと思います。 日での公開がまだ実現しておらず、「史実を守る映画祭」実行委員会が1日限りの企画として、8月21日に上映を行ったも

    「南京!南京!」の映画評を書きました。 - 備忘と思考