「セデック・パレ」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=e-fbH6i_uyw&feature=endscreen&NR=1 「海角七号」の魏徳聖監督が霧社事件を描いた映画。台湾では昨年公開されて、大ヒットしたらしい。製作中というニュースが聞こえてきたころからずっと待っているが、日本ではついぞ公開される気配もない。「海角七号」はあんなに話題になったのにね。 日本には、観ることができる映画と、観ることができない映画がある。 「ラストエンペラー」のなかの南京大虐殺の場面のように、ある作品の大部分は観ることができるが、一部のシーンはあらかじめ観ることができないということもある。 そういう国に住んで、そういう風に狭められた視界のなかでものを観ているということを、忘れずにいたい。くれぐれも、ニッポン人の視線があらかじめ客観的で理性的だなどという錯覚に陥らないようにした