GoogleやYahoo!も参入する中国で、圧倒的なシェアを獲得する検索サービス「百度(バイドゥ)」。2007年春に日本上陸を果たしたものの、これまではどちらかというと消極的な姿勢だったが、2008年に入ると積極展開に一転した。 日本でもGoogleとYahoo!が検索サービスのシェアの多くを握っている中、どのような戦略をとるのか? 日本法人取締役の舛田淳氏に聞いた。 --中国でのシェアは7割以上と聞きますが、次の展開としてなぜ日本を選択したのでしょうか。 我々は2000年から8年間、中国のユーザーにサービスを展開していき、現在のシェアを獲得しました。そしてこの実績で、技術や資本といったものがある程度のレベルに達したと判断しました。 そこで海外展開となったですが、われわれは2バイト文字による検索のノウハウを持つので、2バイト文字を使用する地域でのサービス展開をしたいという思いがありました。
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