鹿児島市で2013年、会社員男性が鹿児島県警の警察官に取り押さえられた際、死亡する事件があった。業務上過失致死罪で2人の警察官が有罪判決を受けたが、事件は警察に密着取材するTBSテレビの番組の撮影中に起きていた。事件の一部始終は制作スタッフが撮影。この映像を県警が押収していた。TBSは映像を放送しておらず、押収に対する抗議もしていない。報道機関としての対応を疑問視する声が出ている。【川名壮志】
![鹿児島・警官取り押さえ男性死亡:警察官による制圧死 撮影したTBS、映像を放送せず | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b6b22e4fdf9e9b3c8894c655986a0b0ecd431a63/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F07%2F05%2F20180705ddm001010004000p%2F9.jpg%3F1)
茨木にある「超高圧電子顕微鏡センター」 復旧に1年以上 18日の地震で強い揺れに襲われた大阪大超高圧電子顕微鏡センター(大阪府茨木市)では、1台約23億円する電子顕微鏡2台が損傷し、復旧に1年以上かかる見通しだ。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の心臓病治療を目指す阪大の研究も遅れが心配されるなど、世界トップクラスの研究が停滞する懸念が出ている。 同センターには、世界最高電圧で厚い試料でも観察できる「300万ボルト超高圧電子顕微鏡」(高さ17メートル)と、原子一つ一つの動きを1秒間に1600回撮影できる「物質・生命科学超高圧電子顕微鏡」(同12メートル)の2台がある。物質や生物の微細構造から放射線で物質が傷つく様子までナノメートル(ナノは10億分の1)サイズで観察できる。
<access> 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県職員らとは「記憶の限り会っていない」と面会を否定してきた柳瀬唯夫元首相秘書官は、10日の国会参考人招致で加計学園関係者との面会は認める方向という。記録に残る県職員との面会や「首相案件」という発言の記憶もよみがえるのだろうか。だとすれば、どのようなメカニズムが働くのか。脳科学の専門家に聞いた。 本題に入る前に、まず人間の記憶の仕組みを知っておきたい。
【ソウル堀山明子】韓国の青瓦台(大統領府)高官は18日、記者団に対し、休戦状態の朝鮮戦争(1950~53年)を終結させて平和体制に転換するため、当事者間で終戦宣言をする方向で検討していることを明らかにした。27日の南北首脳会談で戦争終結に合意した後、米国を加えた3者首脳による終戦宣言や、中国を加えた4者による平和協定締結を模索している模様だ。 トランプ氏が17日の日米首脳会談で朝鮮戦争に言及したことを受け、背景を説明した。戦争終結を北朝鮮に提起したか言及を避けながらも米国とは緊密に協議していることを認め、「(南北首脳会談で)『終戦』という表現が入るかは分からないが、南北間の敵対行為禁止に関する合意が含まれるよう期待している」と述べた。
【サンパウロ朴鐘珠】混乱が続く南米ベネズエラで、インターネットのツイッター上に政府を支持する発言があふれる現象が起きている。現地報道によると、利用者が操作しなくてもツイッターに自動的に特定の発言を繰り返す「bot(ボット)」機能のついたアカウントを、政府が大量に作成しているのが原因という。ネット上の「人気」とは逆に、世論調査ではマドゥロ政権の支持率が20%まで下落し、大統領退陣を求める連日のデモは4カ月目に突入した。 現地紙ナシオナルによると、政府が新憲法制定の構想を発表した5月1日以降、ツイッターではボット機能を使ったマドゥロ政権支持の発言が増加。マドゥロ政権の政策を支持したり、野党を批判したりする発言が、話題に上った言葉を順位付けし、ツイッター利用者の目に付きやすい「トレンド」欄に表示されるよう、ボットを使った大量ツイートによる宣伝工作が行われているという。
家の扉を開けると、目の前に高さ約2メートルのコンクリート壁が立ちはだかる。「まるで監獄だ。トランプ米大統領も国境に壁を作るらしいが、差別の『壁』は世界中で許されるのか?」。少数民族ロマのムスタファ・アフメドフさん(49)は深いため息をついた。 東欧・セルビア中部にある人口約13万人の街、クルシェバツ。約2000人のロマが暮らす地区を囲う壁が建設されたのは、昨年11月上旬。市当局は「車の騒音を防ぎ、子供が外に飛び出す危険を減らす」と主張する。だがロマの人々は「隔離」と受け止めた。壁が建設されたのは、ロマ居住地区だけだったからだ。 アフメドフさんの家は6畳2間で昼間でも薄暗い。壁が太陽光をほぼ遮るからだ。祖父の代から約100年間暮らしてきた場所だが「壁を見るたびに絶望的な気持ちになる」。転居先も探したが、貯金もなく他に住む家はない。建設作業員の仕事は3カ月前に失い生活保護が頼りだ。「政府に抗議
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