政治 自民、次期衆院選から世襲制限 新人候補公認せず 小泉氏次男ら対象 (05/21 16:01、05/21 16:07 更新) 自民党の党改革実行本部(本部長・武部勤元幹事長)は二十一日午前、次期衆院選から、引退議員の選挙区で世襲の新人候補が出馬する場合は公認を与えない方針を決めた。党の内規で定める。世襲制限に対しては党内に異論もあったが、民主党がすでに次期衆院選に向け世襲制限の方針を打ち出しているため、争点化を回避する必要があると判断した。 世襲の定義などはさらに詰めるが、出馬を表明している衆院神奈川11区の小泉純一郎元首相の次男・進次郎氏や、千葉1区の臼井日出男元法相の長男・正一氏は、党本部の公認を得られない見通しだ。 ただ、無所属での立候補に制限はなく、自民党は両氏への対立候補は擁立しない方向。党幹部は「進次郎氏らは無所属で出馬し、当選すれば追加公認すればいい」との見方を示し