2023年12月4日追記。 この記事は2023年の9月下旬に書かれた記事です。 わりと反射的に書いてしまった内容も含んでるので(CNCFのリリースにもコメントを寄越していたGruntworkの関わりを見逃してたのは痛恨のミス。色んな思いがあるのはそれはそう)、本件について語るにもっと最適な方の説明を読んでいただければ幸いです。 先月行われたHashiCorp社によるソフトウェアライセンスの変更はTerraformコミュニティに衝撃を与えたことは記憶に新しい。具体的には、Terraformのライセンスが、オープンソース/フリーソフトウェアを前提としたMPL2.0から、商用利用に制限をかけられたBSLv1.1に変更された。これにより、Terraformは伝統的な意味でのオープンソースソフトウェアではなくなってしまい、ソースコードが単に利用できるソフトウェアに変わってしまったと評する人もいる。[