地震が相次いでいる熊本県や大分県など全国のおよそ780か所に設置されている震度計の一部のデータが、3日の昼前から4日夕方にかけて、気象庁に正常に送られず、一般に発表されていなかったことが分かり、気象庁などが詳しい状況を調べています。 気象庁によりますと、震度3以上の揺れについては、バックアップシステムから送られているため、正常に発表できていたということですが、震度1や2の揺れについては、データが正常に届かず、発表されなかったということです。 防災科学技術研究所によりますと、茨城県つくば市にある施設に震度計のデータを集めるシステムに不具合があった可能性があるということで、現在、防災科学技術研究所と気象庁が詳しい状況を調べています。