JR東日本は、室内や地下でも無線通信で自分の位置を割り出し、駅の構内を案内してくれるiPhone向けアプリを開発した。18日から東京駅で試験的にスタートし、来年中に実用化する。将来は構造が複雑で「迷宮」とやゆされる新宿駅や渋谷駅でも使えるようにする。 GPSの代わりに、東京駅の1階と地下1階に設置した160カ所の無線発信器からの電波を使う。誤差は5メートル以内で、画面からホーム、トイレなど行きたい場所を選べば道案内してくれる。転落防止のためホーム上では使えない。アップストアから無料の「東京駅構内ナビ」をダウンロードする。試験運用は2月末まで。改良を加え、iPhone以外のスマホでも使えるようにして、本格的なサービスを始める。