イラク中部にあるサッカー場で、サッカーの試合中に突然爆発が起きて観客席にいた人など少なくとも26人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートが「自爆攻撃を行った」などと犯行を認めました。 地元の当局者によりますと、爆発は、何者かが身につけていた爆弾を爆発させた自爆テロで、少なくとも26人が死亡し、60人以上がけがをしたということです。死亡した人たちの中には地元の市長も含まれていて、イラク軍とともに対ISの軍事作戦に参加しているイスラム教シーア派の民兵組織の幹部もけがをしたということです。 事件のあと、ISとつながるインターネットのサイトが、「シーア派組織などを標的にした自爆攻撃を行った」などとするISの犯行声明を伝えました。 イラクでは、ISがおととし6月以降支配する第2の都市モスルの奪還を目指し、政府軍が24日から周辺地域で大規模な軍事作戦に乗り出しています。これに対しISは、イラク