台湾の離島では、緊急時に備えて、衛星を経由してインターネット通信を確保する実験が行われました。この島では、ことしに入ってから海底ケーブルが切断されて一時通信が遮断されていて、台湾当局は今後、衛星通信機器などの整備を進めていく計画です。 台湾の離島、馬祖島で21日、衛星を利用してインターネット通信を確保する実験が行われました。 実験を行ったのは、台湾のデジタル発展部と協力関係にある財団法人の技術者などで、高度8000キロにある通信衛星を利用してインターネットに接続し、台湾本島との間でビデオ通話を行うなどして、通信状況を確認していました。 実験が行われた場所は、中国の福建省からわずか20キロほどと距離が近い一方、台湾本島からは、200キロ近く離れたところにあります。 馬祖島では、ことし2月、台湾本島とを結ぶ通信用の2本の海底ケーブルが、1週間のうちに相次いで切れ、インターネットに接続しにくい状
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