27日、秋田県仙北市の山林でクマに襲われたと見られるタケノコ採りの女性が死亡したことを受けて、秋田県は独自に制度を設けている「クマ警報」をことし初めて発令して警戒を呼びかけています。 この被害を受けて、秋田県は、独自に制度を設けている「クマ警報」を県の全域に発令しました。「クマ警報」は去年、5月から6月にかけて、仙北市の隣の鹿角市の山林でタケノコ採りをしていた人が相次いでクマに襲われ4人が死亡した被害を受けて県が始めたもので、クマによる被害や目撃情報が相次いだ際に発令されることになっています。ことしに入り「クマ警報」が発令されたのは初めてです。 秋田県は、クマが生息する山には立ち入らないことや、山に近い場所での農作業はなるべく複数で行うなど警戒を呼びかけています。 現場の警戒にあたった地元の田沢湖猟友会の中島秀美理事(67)は「この周辺はもともとクマの数が多いうえ、ことしは足跡の大きさから
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