太陽光発電(PV)のえらいひとの講演を聴いてきたので書く。 太陽光発電には安全神話がある原子力発電に安全神話があるように、太陽光発電にも安全神話がある。安全安心でメンテナンスフリーという神話である。 残念ながら、それは神話なのだ。 太陽光発電はメンテナンスフリーではない普通の一軒家に設置するような光発電システムは、10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナが修理か交換になってしまう。7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換している。果たして、投資の一環としてはじめた屋根借りるタイプのにわか太陽光発電業者や、元が取れると家主に設備を買わせようとする施工業者は、利益率の計算にその費用をちゃんと入れているのだろうか…? ソーラーパネルの製造元は、10年保証や25年保証と言った長期保証をつけるから大丈夫だ、と思うかもしれない。ところが、システムが完全にダメになる前に、出力が
太陽光レーザーとマグネシウムは、石油を置き換えるか?『マグネシウム文明論』PHP新書より発売 2009年12月16日 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) クロム-ネオジムYAGレーザー媒質は、太陽光をレーザーに変える(撮影:関野 温) WIRED VISIONの連載「エコ技術研究者に訊く」で最も反響の大きかった回が、東京工業大学 矢部孝教授の研究を紹介した「世界は、石油文明からマグネシウム文明へ」でした。 矢部教授が提唱するのは、「マグネシウム循環社会」というビジョンです。この研究は、海水からマグネシウム化合物を取りだし、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに製錬。金属マグネシウムを、自動車用の金属燃料電池や発電所の燃料として利用するという壮大なものです。生成される酸化マグネシウムは太陽光励起レーザーで再度金属マグネシウムに戻されます。 はてなブックマークなどでも、さま
前の記事 Apple社、「評価付け詐欺」で1000以上のアプリを追放処分に 印刷方式で製造できる、柔軟な「紙バッテリー」(動画) 2009年12月 9日 Rachel Ehrenberg 左は普通の紙。右はカーボン・ナノチューブでコーティングされた紙。電子顕微鏡写真:Yi Cui 科学者らが、普通の事務用紙と大差ない紙に、カーボンや銀のナノマテリアルをコーティングすることで、バッテリーやスーパーキャパシタ(大容量コンデンサー)を作る技術を開発した。12月7日(米国時間)に『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)ウェブサイトで発表されたこの研究により、科学者らは、コンピューターや携帯電話、ソーラーパネルに組み込むことができる、印刷可能な軽量型バッテリーへと近づいたことになる。 論文の共同執筆者であるスタンフォード大学のYi Cui氏によると、この紙装置は高い効率を示したが、それは紙の有孔性によ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く