データの可視化が一般的になるにつれて、しょーもないグラフやら図解がどんどん増えています。 でも、グラフィックデザイナーのマイケル・パウクナーさんはいつも非常に的確な表現で、興味深い可視化作品を発表しています。上の画像は、世界各国が持っている人工衛星や残骸の数を、天体図のような美しい図にしたものです。 これによるとロシアは、想像にもれず、稼働していない衛星をたくさん持っている様子。中国は、衛星よりも残骸を、それもびっくりするくらいたくさん撒き散らしていますが、一番たくさん残骸を撒いているのはやっぱりアメリカです。日本は、稼働している衛星の数のわりには、残骸が少ない方のようです。 もう使っていない衛星が、今も地球の周りをぐるぐる回っているなんて、『WALL・E/ウォーリー』の舞台となった、ゴミに埋もれてそれでも存在し続ける地球を思い出してしまいます。 マイケル・パウクナーさんは他にも面白い作品