バングラデシュ南部に猛烈な風を伴ったサイクロンが上陸し、地滑りが相次ぐなどして、これまでに少なくとも21人が死亡しました。沿岸部の広い範囲で建物が水につかり、およそ50万人が避難しています。 地元の災害当局によりますと、地滑りが相次ぐなどして、これまでに少なくとも21人が死亡したということです。また、沿岸部の広い範囲で建物が水につかり、およそ50万人が避難しているということです。 ベンガル湾沿いのデルタ地帯にあるバングラデシュは、国土の大部分が海抜10メートル以下で、毎年のようにサイクロンなどがもたらす洪水や高潮の被害を受けています。 2007年にも大型のサイクロンが直撃し、3000人を超える死者が出たことなどから、バングラデシュ政府は避難所や堤防の整備を進めてきました。しかし、今回、避難所に身を寄せようとして貴重な財産である家畜を伴うことが許可されず、避難を諦めたケースや、建設された堤防
![バングラデシュにサイクロン上陸 21人死亡 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2bf142156bd4ea0c6cd64d578c1f262b8fb4dd5/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20160522%2FK10010531051_1605222103_1605222104_01_03.jpg)